女子高生の皆さんへ
世の中には30代のおっさんでも18歳の女の子と付き合える人がいるとのこと。うらやましくて泣けてきました…。(´ε`;)ウーン…私もJKにモテたいわ〜!
そこで今回は女子高生の皆さんに向けて、「大人になる前に読んでおきたい漫画・書籍」の記事を書いてみたいと思います。一番多感で、一番大人が嫌いな時期に読むべき本です。
全て女子高生が登場する作品で選びました。また、既に18歳の彼女が出来た人にも参考になるように書いています。
女子高生からラブレターが沢山きたらどうしよう〜(>_<)。
とりあえず紹介いっくぞー( ・`д・´)
恋愛観
女子高生の頃になってくると思春期になって異性への関心が芽生えて、男の人が気になり始めることでしょう。そこで恋愛のイロハ的な漫画を紹介しますね。テキストとしては望月峯太郎『座敷女』がオススメです。
女子高生の時期はイケメンへの憧れが強い頃だと思いますが、同じように考える女の子は沢山いてイケメンは競争率が高いのです。まず必要なのは情報収集。憧れの彼の情報をどんどん集めていきましょう。
イケメンに接近しようとしている女子高生の存在を、うっかり彼の部屋で知ることになるかもしれません。
(『座敷女』)
競争率が高い中で自分をアピールするポイントは、ありのままの自分の胸の内を話すこと。過去のつらかったことや、悲しかったこと、トラウマなども、きちんと彼に伝えられたなら、男性も心を開いてくれるでしょう。
(『座敷女』)
私も男子校だったのですが、ある日、女子校の友人から電話で呼び出されて、夜の相馬の公園で会ったらリストカットして血がダラダラ流れている腕を見せられたことがあります。心を開くのは大事ですね。
セックス
異性への関心とともにセックスへの関心が高まるのもこの頃。女性の場合は20代くらいはいったん落ち着いて、30代・40代になると高くなっていくのですが(男性は低くなっていく)。
そんな時に読むのがオススメなのは、土田世紀『編集王』の明治の回です。
強い異性の友達に惹かれる部分もあるでしょう。そんな時はその友達のことを積極的に応援してあげましょう。高校生の男の子は進学校の男の子も含め例外なく精子脳なので言われただけで嬉しくなります。
(『編集王』)
でも、友達、恋人、セックスはそれぞれ別々。時にはきちんと割り切ることも肝心です。割り切ることによって、あなたは対価を手に入れることができます。その対価を求め続けるとどういうライフコースを辿っていくのかは、『編集王』をぜひ読んでみてください。
(『編集王』)
大人の世界
子供の頃には誰にも支配されずに自由に行きたいと思っていたあなたも、女子高生になる中でやがて見たくなくても大人の世界の現実に直面することになります。
そんなときにオススメの漫画が『遠藤浩輝短編集2』です。
(『遠藤浩輝短編集2』)
大人の世界の薄汚い現実を知ることによって、あなたの中にある種の諦めや悟りが生まれるかもしれません。それに対して軽蔑や抵抗を抱くかもしれません。そのどれもが間違いではありません。大人の世界で大事なのは正しいことは1つではないことを知ることです。自由に生きることも1つの生き方であること(それが自由とも限らないこと)を知ることにあります。
愛の多様性
世の中には色々な価値観があります。「ノーマル」とされる愛も確かなものなど無いのかもしれません。私達人間は他の動物とは異なる知性を持っており、その愛の対象を生殖行為ではなく文化的行為へと昇華させることに成功した種族でもあります。
人がノーマルな愛し方を求めて、愛の多元性を否定するのは、価値観の多様性に対する反知性主義であると言えるのかもしれません。私達は生殖から独立した文化的で多様な愛を見出し続けているのです。
喜国雅彦『月光の囁き』はそのような多様な愛が存在することを教えてくれるでしょう。
(『月光の囁き』)
『月光の囁き』は、四国の高校生の(当初は恋愛関係であった)男女がやがて自分本来の愛し方をそれぞれ見つけていく姿が描かれています。そこには必ずしも現代の倫理では受け容れられていないものも存在します。
しかし、その倫理は社会的・文化的なものであって時代状況によって変わってくるので、必ずしも正しいとは限りません。正しいものや常識は常に変動する動態なのです。
世の中に正しいことが一つしかなかったら、世の中はもっと無味乾燥としたものだったでしょう。文学や芸術が生まれる余地も起きなかったと思われます。
美食家はグルメを極めると、キャビアなどの珍味を好んで食べるようになります。愛もそれと同じです。ありふれた愛ではなくて、刺激的で魅力的なものを私達は大なり小なり求めているのです。
(『月光の囁き』)
女子高生から女子大生へ
女子高生から大学に進学して女子大生になると、さらに世の中が広がって見えてきます。そこには社会の底辺にありながらも逞しく生きる人々の姿もあります。
この辺の世界を知るには、山野一『どぶさらい劇場』がオススメです。
ただ、内容が過激すぎるので、はてなブログではなくWordPressの社長ブログの方で紹介記事を書いています。この本を読むと世界が広がって見えます。
最後に
漫画に限らず色々な書籍を読み、実際に色々な世界に触れて体験してみることが大事です。世の中はそうやってアタリとハズレを引きながら、少しずつ自分の幸せをレベルアップさせていくものなのです。
私は夜の新宿西口を歩いていたとき、1人で詩集を売っている女性と出会い詩集を購入しました。彼女は「詩集」ではなく「志集」だと言っていました。
志集のタイトルは、『激痛が隠されていた』。
今となっては彼女がどうなったかは分かりませんが、2ちゃんねるの過去ログに彼女のスレッドが残っていました。
このように多様な生き方をする人々が都会にも田舎にも蠢いています。正解は一つではないのです。
(大学生の頃に新宿を撮影した写真)
それでは良きJKライフを!
大人の階段昇る、君はまだシンデレラさ(^_^)v