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世界最大規模の蓄電池施設公開 北海道電力2月16日 21時53分
北海道電力は、再生可能エネルギーの普及に向けて大型の蓄電池施設を北海道安平町に新たに建設し、16日に報道関係者に公開しました。
公開されたのは、北海道電力などが安平町の南早来変電所に建設し、去年12月に稼働した大型の蓄電池施設です。容量は6万キロワットアワーで、内部にはセルと呼ばれる充電や放電を行う蓄電池の本体や、電力をためる電解液が入ったタンクが立ち並んでいます。北海道電力によりますと、同じ種類の蓄電池施設としては世界最大規模だということです。
太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、気象状況などで発電量が大きく変化するため、利用の拡大には、安定的に電力を供給できる大型の蓄電池施設が効果的だとされています。施設の制御方法には、電力需給を自動的に検知して、充電と放電を切り替える方法など複数あるということで、北海道電力は、どのような方法が最も効率的か、今後3年かけて検証していくことにしています。
北海道電力電力システムグループの木元伸一グループリーダーは「検証を通じて、再生可能エネルギーの利用拡大につなげたい」と話していました。
太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、気象状況などで発電量が大きく変化するため、利用の拡大には、安定的に電力を供給できる大型の蓄電池施設が効果的だとされています。施設の制御方法には、電力需給を自動的に検知して、充電と放電を切り替える方法など複数あるということで、北海道電力は、どのような方法が最も効率的か、今後3年かけて検証していくことにしています。
北海道電力電力システムグループの木元伸一グループリーダーは「検証を通じて、再生可能エネルギーの利用拡大につなげたい」と話していました。