大阪府東大阪市消防局は16日、中消防署に勤める20代の男性消防士が宴会中に、部署の先輩にあたる20代の男性消防士2人から顔を殴られて骨折していたと明らかにした。日常的ないじめがなかったかどうかを含めて調査している。
市消防局によると、今月2日、市内で中消防署員5人が集まった宴会で発生。7日に上司が報告を受けて発覚した。
2人は暴行を認めており、うち1人は、以前にたばこの火を押しつけたと話しているという。暴行を受けた消防士の腕にはたばこによるやけどの痕があり、現在は骨折の治療のため仕事を休んでいる。
府警布施署によると、被害届は出されていない。(共同)