仙台中央署は16日、交際相手に結婚をにおわせ300万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで住所不定、無職末永浩二容疑者(50)を再逮捕した。現金受け取りは認めているが「だましたつもりはない」と容疑を否認している。
同署によると、約10年前から関東や東北地方の30~40代の女性十数人が同様の被害に遭い、被害総額は約1億円に上る。詐欺の手口や使われた偽名が共通しているといい、関連を調べている。
末永容疑者は今年1月26日、女性からマンション購入名目で現金700万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された。(共同)