2016年2月16日18時11分
車にしがみついた男性を約470メートル引きずって大けがをさせたとして、大阪府警は16日、会社員の工藤俊容疑者(22)=愛知県東海市富木島町内堀=を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。「引きずっている認識はなかった」と容疑を否認しているという。
寝屋川署によると、工藤容疑者は昨年12月2日午前7時40分ごろ、大阪府寝屋川市堀溝2丁目の国道163号交差点付近で、乗用車の運転席の窓にしがみついた男性会社員(43)を時速約80キロで約470メートル引きずって対向車線の車に衝突させ、腰の骨を折るなどの重傷を負わせた疑いがある。
工藤容疑者は交差点の東約300メートルの路上で男性の車に当て逃げし、追いかけてきた男性が窓に手をかけたところ急発進したという。兵庫県の祖父宅へ向かう途中で、防犯カメラの映像などから関与の疑いが浮上した。
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朝日新聞社会部
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