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鎌倉大仏の清掃作業 ガムこびりついたところも2月16日 17時26分
観光名所として知られる神奈川県鎌倉市の大仏で、先月から拝観の受け入れを中止して行われている大規模な清掃作業の様子が、16日、報道関係者に公開されました。
1252年に鋳造され、国宝にも指定されている鎌倉市の高徳院の大仏は、汚れやさびが目立つため、先月中旬から拝観の受け入れを中止し、傷み具合の調査や清掃作業が作われています。
16日は専門家や寺の職員が大仏のひざの部分や台座に登り、表面の汚れや海風の影響で付いた塩をブラシや筆でこすり、高圧の水で洗い流していました。これまでの調査では、自然に付着する汚れとは別に、大仏の表面や人が出はいりできる内部の30か所以上にガムがこびりつき、硬貨や小石が張りついてしまっているところもあるということです。
作業に当たっている東京文化財研究所保存修復科学センターの森井順之主任研究員は、「これまでのところ清掃作業は順調に進んでおり、今後も仏像に傷をつけないように慎重に作業を進めていきます」と話していました。
鎌倉の大仏の清掃作業は来月10日まで行われ、翌日の11日からふだんどおり拝観できるようになります。
16日は専門家や寺の職員が大仏のひざの部分や台座に登り、表面の汚れや海風の影響で付いた塩をブラシや筆でこすり、高圧の水で洗い流していました。これまでの調査では、自然に付着する汚れとは別に、大仏の表面や人が出はいりできる内部の30か所以上にガムがこびりつき、硬貨や小石が張りついてしまっているところもあるということです。
作業に当たっている東京文化財研究所保存修復科学センターの森井順之主任研究員は、「これまでのところ清掃作業は順調に進んでおり、今後も仏像に傷をつけないように慎重に作業を進めていきます」と話していました。
鎌倉の大仏の清掃作業は来月10日まで行われ、翌日の11日からふだんどおり拝観できるようになります。