<目次>
シンプルな暮らしとファッションの両立を目指す私の、オシャレにまつわる話をゆるゆるとしていくシリーズを始めてみます^^
お買い物大好き、コンプレックス時代
以前も書きましたが、私は元々あまり自分に自信がなく、コンプレックスを持っていました。
▶︎コンプレックスを拭い去るきっかけになったのは「ライフワーク」という言葉 - 人生のひとコマ号
もう少し正確に言うと、自分の論理的に物事を考える力や、誰かにわかりやすく説明したり教えたりする能力には割と自信があったのですが、ファッションや容姿、センスといったビジュアル面に関しては本当に自信がありませんでした。
photo by Robert Bejil Productions
服は沢山ないとオシャレになれないという誤解
ファストファッションの誕生する前まではお金をかけないとオシャレにはなれないという時代だったと思います。ユニクロやH&Mなどが出てきてから、お金をかけなくてもオシャレはできるという考え方が一般化しましたよね。その一方で、巷ではプチプラを大人買いする傾向がどんどん増えてきました。
芸能人やファッションブロガーさんの本やブログを見ると、本当に沢山服を持っています。一つ一つはプチプラを活用していたとしても、トップスやパンプスを色ち買いでいくつも持っていたり、そのコーディネートもとても上手だったりして「あ、これ買わなきゃ」とついつい思っていました。
結構前の話ですが「ファッションブロガー」という言葉が出てきた当初、「私もあんな風になってみたい」と恥ずかしながら憧れた時期があります。その頃、オシャレには特に自信はなかったけど、洋服も靴もたくさん持っていたので日々紹介していけば楽しいかもと甘く考えてました。
でも人気のブロガーさんたちを見ると、毎日違う服、違う靴を履き、シーズンごとに新しい服を大量に購入し、楽天のお買い物マラソンにもれなく参加、新作入荷も日々チェックするというサイクルで活動していて、時間もお金もお部屋の収納的にもすぐに無理だとわかり結局やらずに終わりました。
photo by Robert Bejil Productions
好きなショップ店員さんを観察して気づいたこと
その後、たまたま欲しい商品をインターネットで調べていたら、あるショップの店員さんがいつも素敵な着こなしをされていて、そのショップブログを読むようになりました。陰ながら憧れ、大丸に入っていたお店だったので通勤の帰りにこっそりと立ち寄るのが小さな楽しみだったり。そのお店の店員さんは皆、その日の着こなしを毎日ブログにアップしていたので毎日のコーデがリアルに参考になったんです。
ただ、そこで驚いたのは、店員さんたちは週に2、3回同じ服を着ていたということ。確かに社割があるとはいえ、お給料もそんなに高給ではないかもしれないし、売れ筋商品をお客様に紹介するという点では旬なアイテムはヘビロテすることも多いのだと思います。でも、それ以前に店員さんの間でよく出てきた言葉が「最近はこれがとにかくお気に入りでこればっかり着ちゃってます」というフレーズ。
これを聞いて、「あ、それでいいんだぁ」と思ったものです。今でこそ「服を買うなら捨てなさい」という本がヒットして手持ち服はお気に入りに厳選しようという話はよく聞きます。ですが、当時今から7年位前のことで、自分にとっては衝撃でした。その頃まだ大量に服を持っていた私ですが、服を沢山持ってる=オシャレではないということに薄々気づき始めました。
オシャレの一歩、まずはファッション系統の整理から始めた
私の場合は、JJ大好き時代のお嬢さんコンサバなスタイルが抜けきれなかったり、ちょっと背伸びした綺麗め服(theoryなど)を着たかと思えば、ギャルっぽいショップ(SLY等)のカジュアルな服を着たり。トライバル柄のTシャツに、スタッズのついたブレスをつけてロックバンドのライブに一人で行ったりするような側面もあり、ファッションはコスプレのごとく、色々なジャンルの服を持っていました。
いつまでたってもオシャレになれないのは、ジャンルが定まっていないからだと自分でもわかっていましたが、1つに絞りきれずに模索してたんです。
今でもいろんなジャンルのオシャレにとても興味がありますが、まずは1つ好きなブランドを絞る。お気に入りのアイコンを決めて近づくことから始める。
そうしたことから整理していかないと、すごろくを3つ4つ同時進行しても、いつまで経ってもおしゃれのゴールは見えないとその頃ようやく気づきました。今考えても、私にとって服を減らすこと=着る服のジャンルを減らすことで、これが何よりも大変だったかもしれません。(未だに悩み、迷うこともあります)
▶︎おしゃれアイコンが特にいないという方にはこんなサイトが参考になるかも。
2016年のおしゃれはファッションアイコンがお手本!|エル・ガール・オンライン
当時いろんな服のテイストに挑戦したことが、現在クローゼット診断で活かされているので、これはまさに点と点が繋がった喜びでもあります。無駄なことってないんだなぁ、もしくは無駄なことが無駄で終わるか生きるから、後の自分次第なんだなぁ、なんて考えました。
さぁ、これで迷いが減って、オシャレ街道まっしぐら⁈長くなったので続きはまた今度^^