ブログを続けていく上で気になる数字と言えばPV(ページビュー)数ですが、私がそれ以上に気にしているのが検索流入、つまりGoogleやYahoo!で検索して当ブログに来てくれる人の数です。
たくさんのPV数を実現しているブログは、ほぼ例外なく検索流入でたくさんの人を呼び込めているブログです。当ブログとしても、やはり検索流入の増加には力を入れなければなりません。
とはいえ、まだまだ開設して約2ヶ月の弱小ブログ。私も全く知識がない状態から始めているので、結果はわずかしか得られていませんでした。
訪問者の傾向変化
当ブログは、開設当初からリファラ(他サイトからのリンクから来てくれる人)の割合が最多でした。これは主にブログ村等のブログランキングのおかげです。
ブログを開設してから約1ヶ月くらいは、リファラの数が常に検索流入の4~5倍くらいあったと思います。そのうち約8割はブログランキングからの訪問者で、まさに当ブログの生命線でした。
その傾向が、最近になって少しずつ変わり始めてきました。そして、ようやくここ数日で検索流入がリファラよりも多くなる日が出てきました。
2月14日のGoogle Analyticsのデータで見ると、
- Organic Search(検索流入):44.2%
- Referral(リンクからの流入):41.77%
でした。
まだわずかな差ですが、検索流入の方が多くなっています。なかなかよい傾向なのではないでしょうか。
検索ワードの分析が重要
私が検索流入を増やすべく行った対策は、検索ワードの分析です。具体的には、どのような検索ワードで当ブログに来てくれているのか、毎日のように眺めていました。
私は直感型というよりはデータ重視型の人間です。ですから、データ分析は苦になりませんでした。ただ、最初の頃は、分析した結果をどう活かせばよいか、全く分かっていませんでした。やっていることはデータを眺めて楽しむだけです。これでは何の意味もないですね。
ちなみに、当ブログの訪問者の検索ワードは圧倒的に「SFC修行」or「修行」を含む組み合わせが多いです。ブログタイトルに入っているから当たり前かもしれませんが、1月2月は修行に適したシーズンですし、時期的なものかもしれません。
そんなブログ初心者の私ですが、最近になって少しずつキーワードの選定ができるようになってきました。具体的には、多くの人が検索に使っているキーワードや、思いがけないキーワードを発見した時には、新しい記事にそれとなく入れてみたり、過去の記事に追記したりすることを覚えました。
実際にその効果があってかどうかは分かりませんが、その後、着実に検索流入が増えていったのは紛れも無い事実です。できれば偶然ではなく、努力の成果であって欲しいですね。
リピーターを大事にしたいジレンマ
検索流入が増えるのは喜ばしいことなのですが、その半面、気になっていることもあります。それは、本当に当ブログを見たいと思って見に来てくれるリピーターの存在です。
検索流入は、どちらかというと新規顧客を獲得するための経路であり、その中にリピーターは多く含まれていません。このため、検索流入を増やすのに力を入れるという方針は、リピーターを軽視することに繋がるかもしれないと思っています。
検索流入ではなく、ブログランキング等を経由して来てくれる人は、当ブログの記事が気になって来てくれる人の割合が多いと思います。当ブログは注目されるほどランキング上位でもありませんしね。
実際に、リファラでの訪問者は、検索流入による訪問者と比べると直帰率が低い傾向にあります。本当にありがたいことです。
やはり1人の人間としては、本当に必要としてくれているリピーターを大事にしたいと思ってしまいますよね。けれど、リピーターだけでは今後の成長は厳しい。こう考えると、ブログ運営というのは会社を運営するのに近い感覚なのかもしれません。
嬉しい検索ワード
というわけで、検索流入の増加を心から喜べているわけではないのですが、嬉しいこともあります。
それは、訪問者の検索ワードの中に「理系マイラー」というワードが増えてきていることです。
これはもう、当ブログを目的とした検索で間違いないはずです。似たような名前のブログもなさそうですしね。今のところ、当ブログが単一キーワードの検索で1位表示されるのは、この「理系マイラー」というキーワードだけのはずです。
まだまだ少数ではありますが、当ブログのことを認識してくれている人の存在というのは素直に喜べます。記事を書く上で本当に励みになっています。
最後に
当ブログ「理系マイラーとSFC修行」は、夫婦2人で別々に記事を書いていますが、読者のことを考えて記事を書くという共通の理念があります。それがブログのあるべき姿ですし、ブログ成長への近道になるはずですから。
いつまで続けていけるのか分かりませんが、読者の皆様、これからも当ブログをよろしくお願い致します。