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Lollipop Candy Syndrome|ロリポップキャンディシンドローム

北の大地に住まう男の子「たろ」の雑記ブログ。彼女できるまで頑張る。

広告で声優養成所の闇を垣間見た。

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声優養成所もとうとうここまで進出してたか。

たまたまネットサーフィンしていたらWEB広告を見つけたんだよ。

 

ここの↓

www.production-ace.co.jp

 

これで、声優になりたいと思っている子が居たら7歳〜25歳くらいまでカモにできちゃいますね。

しかも、それをKADOKAWAがやるっていうね。

 

 

今の現状だって、かなり問題があると思っているよ。

例えば、

 

高校卒業 → 専門学校 → 養成所 → 声優になれなかった

 

これってさ、かなりキツいよね。

取り返せないとまでは言わないけど。

 

専門学校って2〜3年でしょ?

1年に100万円〜150万円くらいかかるとして300万円。

 

そして、さらに声優の養成所に通うわけでしょ。

それも2〜3年、いや、下手したらそれ以上で年に50万くらい掛かるワケじゃんか。

 

それだけでもう22〜23歳。

本人は楽しいと思ってるかもしれないけど、マジで危ないと個人的には思ってる。

 

それに、声優になれたからと言ってすぐに儲かるわけじゃないでしょ。

下積みとかあるだろうし、実力が伴っていないとネットで叩かれるし、若いうち(特に女性なんかは)ライバルの数が尋常じゃ無いだろうし、本当に一握りだよね。

 

22歳で声優になれなかった人よりも、中途半端に声優になっちゃって30半ばくらいまで目立った役もなくアルバイトを続けながら声優やってますっていう人が危ないと思ってる。

 

たしかにね、個人の自由だし小学生のころからって言ったらサッカーとか野球とかも同じじゃん!って思うかもしれない。

 

ただ、ちょっと違うのは体育会系は(なぜか)営業系の会社に一定の需要があるし、プロになれたら契約金とか年俸があるからね。

 

プロ野球選手なら年俸600万円。

サッカー選手(J2)でも300万円はあると思う。

 

たしかに長く続けられないことを考えると少ないかもしれないけど、それに比べて声優は

 

声優(あんまり売れていない)20万円

 

とかになっちゃうからね。

 

そのくせ年齢に関係なく続けられるし、俳優みたいに見た目で役所が変わるわけでも無い。

ただでさえ専門学校とか養成所とかで500万円近く飛んでいくというのに、どうやって元を取れというのか。

 

いや、声優のお仕事をよくわかっていないんだけど、儲かるのはナレーションとかでアニメはあんまり儲からないって聞いたよ。

ゲームだってアプリに取って代わられて減ってきているし、アプリもネット声優さんとか使って費用を安く抑える傾向にあるからそんなに出番が無いと思ってる。

 

そして、事務所の乱立。その事務所を支えるための資金源としての養成所。

そこへ次から次へと入所する若者たち。

 

 

若者はこの飽和状態の声優業界にどんな夢を見るのか。