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伊勢神宮周辺の倒壊のおそれある石灯籠を撤去
2月16日 13時57分

伊勢神宮周辺の倒壊のおそれある石灯籠を撤去
ことし5月の伊勢志摩サミットに向けて、観光客などの安全を守ろうと、三重県は、地震などで倒壊のおそれがある、伊勢神宮近くの県道沿いに並ぶ石灯籠の一部について、16日から撤去を始めました。
三重県の伊勢神宮の近くを通る道路の歩道沿いなどには、高さ2メートルから6メートルほどの石灯籠が612基並んでいて、神宮周辺の景観の一部として観光客に親しまれています。
しかし、三重県の調査で、このうち県道沿いの32基の石灯籠が地震などで倒壊のおそれがあることが分かり、県は観光客などの安全を守ろうと、16日から撤去を始めました。
現場では業者が大型のクレーンで石灯籠をつり上げ、トラックに載せていました。
これらの石灯籠は昭和30年代から民間の団体が寄付を受けて設置したものの、団体が解散し、管理者不在のまま老朽化が進んでいるということで、県は今月中に32基の撤去を終える予定です。
三重県伊勢建設事務所の中瀬和人所長は「サミットに向け多くの人が訪れると思うので、通行人の安全確保を最優先に対処したい」と話しています。

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