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冷凍カツ横流し問題 環境省が再発防止策検討へ
2月16日 12時47分

冷凍カツ横流し問題 環境省が再発防止策検討へ
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廃棄されたはずの冷凍のカツが横流しされた問題を受けて、環境省は食品廃棄物を出す業者と処理業者の報告に食い違いがあれば、自動的に検知できるシステムを導入するなど、再発防止策を検討する考えを明らかにしました。
この問題は、カレーチェーンを展開する壱番屋が、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者のダイコーに廃棄を委託した冷凍のカツが処分されず、横流しされていたものです。
これを受けて丸川環境大臣は、16日の閣議のあとの記者会見で再発防止策を検討する考えを明らかにしました。
具体的には、廃棄物が適正に処理されたかを確認するため、処理業者や運搬業者などが電子データで報告する際、途中で横流しなどで廃棄物の量が減っていれば自動的に検知できるシステムの導入を検討するとしています。また、業者を監督する都道府県などに対し、業者への抜き打ち検査の回数を増やすよう求めるほか、廃棄物を出す業者には転売できないよう、廃棄する際にほかの廃棄物と混ぜたり包装に目印をつけたりする対応を要請するとしています。
丸川大臣は「現時点で対応可能な再発防止策に速やかに着手することが重要だ。警察による全容解明を踏まえて関係の法令も検証したい」と述べました。

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