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「ペッパー」三重県臨時職員に就任 サミットPR

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催を100日後に控えた16日、ソフトバンクグループの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、三重県庁に“入庁”した。臨時職員として、サミットのPRや県の魅力発信に奔走する。

 ペッパーは人の感情を理解し、会話やため息などでロボットの気持ちも表現できる。ソフトバンクは、サミット受け入れ準備を進める「伊勢志摩サミット三重県民会議」への協賛事業で、県に無償派遣する。

 入庁式で、ペッパーは「伊勢エビよりもプリップリで、アコヤ真珠よりキラッキラ」と自己紹介。「サミットが安全で大盛り上がりで終えられるよう、頑張ります」と抱負を語り、この日のために猛練習した伊勢音頭を披露した。

 サミット期間中は国際メディアセンター内の「三重県情報館(仮称)」に常駐し、三重の自然や歴史文化などを日本語と英語で紹介する。ゴールデンウイークには駅や観光案内所に立つことも検討中。ソフトバンクによると、ペッパーの任期や配属台数は未定。

 津市の三重県警本部では同日、サミット警備で本部長の補佐役や、実動部隊を指揮する部隊長の指名式があり、森元良幸本部長から警部以上の幹部53人に指名書が交付された。

(中日新聞)

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