画像30万点か 単純所持容疑30歳書類送検
性的好奇心を満たすために児童の全裸動画を所持したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は16日、愛知県田原市の会社員の男(30)を児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検した。同課によると、男のパソコンからは約94万点のわいせつ動画や画像が見つかり、うち約30万点が児童ポルノとみられる。いずれも米国の有料サイトからダウンロードしたという。
送検容疑は昨年9月26日、自宅のパソコン内に、10〜12歳の女児の全裸が映った動画2点を所持したとしている。容疑を認めているという。専門家による画像の鑑定を踏まえ、同課は児童ポルノにあたると判断した。
男は、大手地図検索サイト「グーグルマップ」上の施設や場所に、実在する弁護士事務所の名称が入った架空の名称も追加表示させ、弁護士事務所に抗議電話を殺到させたとして、昨年12月に軽犯罪法違反容疑で書類送検された。【斎川瞳】