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逮捕の老人ホーム元職員 ほかの2人の殺害も認める2月16日 11時48分
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おととし、川崎市の老人ホームで80代と90代の入所者3人がベランダから相次いで転落して死亡し、このうち87歳の男性を落として殺害した疑いで逮捕された元職員の男が、ほかの2人についても殺害を認めていることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は連続殺人の疑いがあるとみて捜査を進めることにしています。
川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」では、おととし11月と12月の2か月間に、86歳から96歳の男女3人の入所者がベランダから転落して死亡しました。警察はこのうち最初に死亡した丑澤民雄さん(87)を4階のベランダから落として殺害したとして、当時施設に勤務していた今井隼人容疑者(23)を殺人の疑いで逮捕し、16日朝、検察庁に送りました。今井容疑者は「殺害するつもりだった」という趣旨の供述をして容疑を認めているということです。
警察の調べによりますと、3人が転落した時間帯に勤務していたのは今井容疑者だけで、調べに対して、今井容疑者がほかの2人についても殺害を認めていることが捜査関係者への取材で分かりました。3人はいずれも個室で暮らしていて、深夜に投げ落とされたとみられています。
警察は連続殺人の疑いがあるとみて捜査を進めるとともに、事件のいきさつや動機などを詳しく調べています。
警察の調べによりますと、3人が転落した時間帯に勤務していたのは今井容疑者だけで、調べに対して、今井容疑者がほかの2人についても殺害を認めていることが捜査関係者への取材で分かりました。3人はいずれも個室で暮らしていて、深夜に投げ落とされたとみられています。
警察は連続殺人の疑いがあるとみて捜査を進めるとともに、事件のいきさつや動機などを詳しく調べています。