フィードフォースが明日の企業コミュニケーションを全力で考えるブログ
こんにちは!アメリカ帰りのインターン生、井形です。アメリカで驚いたことの一つが、若い人は例外なくSnapchatを使っているということ。持っていなかったら、「え、ダウンロードしなよ。」って言われるぐらいに流行っています。
皆さんも、この黄色いお化けマークは見たことあるけど詳しくはわかんないなぁ、という方が多いのではないでしょうか?
そんなSnapchatを、基本的な使い方から広告の最新事例まで、どどんと紹介していきますので、よろしくお願いいたします!
Snapchatの最大の特徴は、全世界で1億人いるデイリーアクティブユーザーの86%が34歳以下の若者であるということ。Facebookユーザーの平均年齢が40歳だと言われているので、いかに若い人に人気かということが分かります。なんと1日に7億もの写真やビデオ(スナップ)が送り合われている、超巨大SNSへと成長してきています。
アメリカの13歳から34歳の60%がSnapchatを使っていると言われていて(実際にはもっと多い気がするのですが)、日本でも渡辺直美さんやローラさんなど、おしゃれな女性タレントが使い始めており、人気がじわじわと広がっています。
Snapchatの評価額は昨年3月時点で最大190億ドルとも言われており、これは任天堂やヤフージャパンと同規模というところからも、注目の大きさが分かります。
参照:By the Numbers: 60 Amazing Snapchat Statistics-DMR
Snapchat、新たな資金調達で評価額最大190億ドルか-CNET Japan
Snapchatには大きく分けて、スナップを個人間で送りあうチャットのような機能と、タイムラインに送るStoryの2つの機能があります。(動画は最大10秒まで)
チャット機能では、スナップが以下のイメージのように個人に送られます。一度送られたスナップは開封すると二度と見ることができないので、保存されたくないスナップを送ることに最適とされています。(スクリーンショットをした場合、送り主に通知されます。)
Storyには、投稿したスナップが24時間掲載され、フォロワーはその間何度でも再生できます
画像のRECENT UPDATESの下にあるものが、ユーザーから投稿されたStoryです。
その上にあるDISCOVERでは、BUZZFEEDやCNNの最新ニュースが常時見ることができ、LIVEでは、スポーツの試合などの中継が見れるのですが、詳しくは別記事でまとめたいと思います。
Snapchatの人気の秘訣は、加工画像の多様さとかわいさにあります。
引用:https://www.instagram.com/i_am_kiko/
※動画です。再生してご覧ください。
こんなひょうきんな写真をつくれちゃうんです!それにしても水原希子ちゃんかわいい…
友達から送られるスナップを見ても、セルフィーや友達との写真、何気ない風景に少しフィルターをかけているスナップが多いですね!
詳しい使い方について知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【使いながら解説】初心者にもわかるSnapchatの使い方-TECH_SALON
さて、こんな若者に人気のSnapchatを広告で使おうという動きが海外では広がっています。
スナップは友達同士にならないと見ることができないので、まずは、TwitterやFacebookで自社のSnapchatアカウント名を公開して、ユーザーに友達申請してもらい、アカウントの認知度をあげることから始めましょう。
Snapchatで広告する最大の魅力は、スマホの縦画面全てを使った迫力ある動きを見せれるところにあります。
引用:Ads・Snapchat
画面いっぱいにピザの写真が出てきたら食欲そそられそうですよね。笑
また、なかなか公開されない部分をチラ見せすることによって、顧客ロイヤリティが高まる効果も期待されます。
これらはStoryに投稿することによってより顧客と関わっていこうとする広告ですが、スナップを個人に送ることによって成功したプロモーションもあるんです。
Snapchat for Business: How Your Marketing Can Benefit From Photo Messagingによると、フローズンヨーグルトチェーン「16 Handles」は、個人に送られたスナップは一度しか見れないという特性を利用し、顧客に来店時にレジでお店から送られたスナップを開けてもらい、その掲載内容に応じて5%から100%オフのクーポンを付与する、というキャンペーンを行ったようです。
実際にレジで開かないと割引内容がわからないというワクワク感が消費者の好奇心を引くマーケティングですね!
9日間のプロモーションで1400人のユーザーが利用し、効果的なO2Oマーケティングになったようです。
Snapchatの基本から広告事例まで見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
アメリカでは、Twitterのように、友達ではないユーザーにもSponsouredという形で広告できるほど発達しています。
日本でこの機能が実装されるまでにはしばらくかかりそうですが、まずはご友人とスナップを送りあうことから試してみてはいかがでしょうか?
それにしても水原希子ちゃんかわいいな。。。