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キム総書記誕生日 ミサイル発射「業績」強調か
2月16日 5時40分

キム総書記誕生日 ミサイル発射「業績」強調か
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北朝鮮では16日、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の父、キム・ジョンイル(金正日)総書記の誕生日を迎えて、大々的な祝賀行事が行われる見通しで、指導部は、今月7日の事実上の長距離弾道ミサイルの発射は権力を世襲したキム第1書記の「業績」だと重ねて強調するものとみられます。
北朝鮮では16日、キム・ジョンウン第1書記の父、キム・ジョンイル総書記の誕生日で祝日となっていて、大々的な祝賀行事が行われる見通しです。
国営の朝鮮中央テレビはこれを前にした15日夜、ピョンヤンで記念の中央報告大会が開かれたことを伝えました。
大会では、キム第1書記の出席は伝えられておらず、最高人民会議のキム・ヨンナム常任委員長が演説し、「地球観測衛星の成功裏の打ち上げは、最大の民族的祝日をさらに輝かしく飾っている」と述べて、今月7日の事実上の長距離弾道ミサイルの発射をたたえました。そして、キム総書記について「わが国を軍事強国にし核保有国の地位を打ち立てた」としたうえで、息子のキム第1書記を「命懸けで守らなければならない」と呼びかけました。
北朝鮮の国営テレビは、このところ、ミサイル発射の記録映画を繰り返し放送してキム第1書記の「業績」だとアピールしていて、北朝鮮指導部は16日の祝賀行事でも、発射は、権力を世襲したキム第1書記の「業績」だと重ねて強調するものとみられます。

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