WiMAX(ワイマックス)の口コミ・評判と実際に購入した感想
わたくし、最近WiMAX(ワイマックス)を契約しました。
なぜWiMAXにしたのか、実際に使ってみての感想などをご紹介していきたいと思います!
WiMAX(ワイマックス)というのは、モバイルWiFiルーターで、
Contents
WiMAXの到着から利用開始まで
せっかくなので、到着から利用開始までこんな感じでしたというイメージをご紹介です。
実施に申し込みをしたのは、いろいろ比較して一番安全でおトク感が高かったUQコミュニケーションの公式オンラインストアです。
申し込み後、数日で送られてきました。
こんな感じでコンパクトな箱で送られてきました。
なかには、こんな感じでUQコミュニケーションのWiMAXの箱が入っています。
思ったより小さいです。
では、箱をどんどん空けていきたいと思います。
いきなり、WiMAXの端末が出てきました!
今回購入したのはNEC製のWX01です。
全て取り出しても、これだけの部品数でシンプルです。
電池を入れます。
スマホと同じようなものなので、だれでもできます。
SIMカードは、こんな感じでパキッと外して差し込みます。
UQコミュニケーションズはKDDI(au)の子会社なので、SIMカードはauのものとなっています。
これで完成。
配線とか設定とか一切なしで、もう使えます。
開封からここまでの所要時間5分です。
なぜWiMAX(ワイマックス)を選んだのか?
私がワイマックスを選んだ理由は、
- 月間データ容量が無制限
- 下り最大220Mbps
- 日本のNEC製の端末
- スマホでの操作が可能
- 端末が軽くて、しかも小さいので、持ち運びがしやすい
という5点です。
大きく分けると、ネットワークの観点と端末の観点の2つに分類されるので、それぞれ解説していきます。
ネットワークの観点
ネットワークの観点では、月間データ使用量が無制限ということと、下り最大220Mbpsということの2点です。
私の場合、ノマド的に土日や平日の夜にワイマックスを使ってカフェやシェアオフィスでネットをそこそこヘビーに使用しています。
大体毎月20GB位使うので、スマホのデザリングではなく、月間のデータ通信量が無制限のワイマックスが必要だったわけです。
あとは、動画、画像やファイルなどのダウンロードをよくするので、ダウンロードの速度が速い端末がよいかと。
ワイモバイルのPocket WiFiは下り最大187.5mbpsなので、下り最大220Mbpsのワイマックスに軍配が上がったわけです。
ただ、そんなに体感速度に違いがあるかというとないので、この下りの最大速度はなんとなくよさそうという感覚的な側面が強いです。
端末の観点
スマホと比べて、ワイマックスなどのモバイルWiFiルーターの場合、あまり端末自体は重要な要素になりません。
もちろん私もあまり端末自体は重視していたわけではないのですが、ワイモバイルのPocket WiFiの端末も含めて検討したところ、断トツで小さく軽いので、持ち運びに便利なワイマックスのWX01を選びました。
しかも、外出先でも使いやすいように、スマホで遠隔操作ができる機能がついています。
鞄の中に入れて外出し、いちいちルーターを使うときに取り出して電源をONにしなくても、スマホで遠隔で鞄に入れたまま操作ができるので、操作性が抜群に高いです。
あと、気にするほどのことではないかもしれませんが、Pocket WiFiもワイマックスもHuaweiやZTEなどの中国メーカーの製品が多い中、私が購入したWX01は日本のNEC製。
しかも、スマホ、タブレット、モバイルWiFiルーターの中で、世界初の4×4MIMOという最新技術が使われています。
新しいもの好きとしては、どうしてもこの端末を使ってみたかったのも理由のひとつです。
実際に使ってみての感想
非常に便利で、快適に使えています。
動画もLINEなどの通話も全く問題はありません。
スマホではdocomoのiPhoneを使っている(他にも何台も持ってます(笑))のですが、docomoのiPhoneよりも実効速度は出ているかのように感じます。
都心のラッシュ時に使っていても、ほとんどパケ詰まりもおきませんし、WiMAXが比較的弱いといわれている地下やビルの高層階でも問題はありません。
毎月20GBくらい使うので、理論的には3日3GBにどこかで引っかかっている可能性もあるのですが、全然気が付かないくらい普通に使えています。
ただ、唯一デメリットを上げるとすると、移動中や地方にいくと、WiMAX2+ではなくWiMAXに接続してしまうことが多々ある点です。
WIMAX2+だと下り最大220Mbpsの超高速通信なのですが、WiMAXだと下り最大13.3Mbpsしか出ないため、実効速度がめちゃくちゃ遅くなります。
もちろん、WiMAX2+ではなく、WiMAXに接続してしまっている地域は、WiMAX2+の電波が弱いところだと考えられるので、もともとスループットもあまりでない可能性はあります。
ただ、都心の移動中とかでもたまにWiMAXをひらってしまうので、そのときは若干ストレスに感じます。
対策はどうすればよいかというと、私が購入したWX01ではなく、W01を購入すると、WiMAXの電波をつかまないようなので、今体験しているような現象は起きないかと思います。
私は地方にもよく行く関係で、少しでも電波が広い方がよいかと思い、若干WiMAX2+よりもエリアが広いWiMAXも使えるWX01にしましたが、東名阪や政令指定都市、県庁所在地でしかほとんど使わないという方は、W01にしてもよいかもしれません。
WiMAX(ワイマックス)のネット上での評判/口コミ
以上は私の個人的に使った感想なので、ネット上でのさまざまな意見も集めてみました。
いい評判
”持ち運びできるので便利ですし、ハイスピードモードでは使い放題なんでヘビーユーザーにとっては嬉しい”
まさに、その通りだと思います。
私も毎月20GBくらい使う超ヘビーユーザーなのですが、それで毎月定額なのは本当にありがたいです。
もちろん3日で3GB以上使うと速度制限に掛かることがあるようなのですが、そもそもそんなに低速化している実感はない程度の制限ですし、毎月20GBも使っておいて文句は言えた立場ではないので、許容できる範囲です。
速度制限がつらくなったらスマホのデザリングを使おうと思っているのですが、今のところそんなことはないです。
”どこでもつながりやすく特に不満はありません”
全く同感です。
思ったよりもビルの中や高層階、地下でも使えるので、むしろ期待以上の電波でした。
いまいちな評判
”東京都心なのに、携帯の回線より遅い”
基本的にはWiMAXはauのiPhoneでも使われている周波数帯なので、携帯の回線より遅いということはあまり考えらず、同等だと思います。
もちろん、docomoユーザーが少なく、auユーザーが多い場所がスポット的にあれば、auの方が回線が込み合い、docomoよりも実効速度が遅くなることはあります。
おそらくそのようなエリアで、携帯の回線より遅いと感じられたのだと思います。
”電車の中等の繋がりにくい場所がある。”
これは、WiMAXの特徴なので、仕方がないですね。
WiMAXは2.5GHz帯といって、少し高い周波数帯を利用しています。
なので、いわゆるプラチナバンドと言っている800MHzや900MHzよりは、電波が直線的に進む性質の周波数帯なので、地下や建物の中に回り込みにくいといわれています。
もちろんキャリア側もその電波の性質がわかっているので、十分な屋内対策を行っていますので、実際に使ってみてそこまで不便はない気がしますが、気になる方はLTEオプションが使える端末にすればよいかと思います。
“電池の減りが早い”
ヘビーに使用される方はそう感じるかもしれませんね。
私の場合、まだ使い始めてそんなに時間のたっていない新品に近い状態なので、全然バッテリーの持ちはよいです。
”顧客へのサポートは0といっても過言ではありません”
ワイマックスの本家本元、UQコミュニケーションズで契約すると、全然そんなことはありません。
これを言っている方は、どうやらBIGLOBEで契約されたようですが、キャッシュバックのやたら高いプロバイダーで契約すると、多々ある現象です。
サポートはやはり本家本元のUQコミュニケーションズが最強ですし、私もUQコミュニケーションズのワイマックスを契約しています。
実際3度ほどコールセンターにかけたのですが、すぐに電話はつながりますし、対応もめちゃくちゃ親切でした。
”3日間3GB制限が気に入らない”
これは、一時期めちゃくちゃワイマックスが叩かれました。
無制限プラン導入時には、最初は3日間3GB制限をかけていなかったものの、2015年5月にいきなり制限を開始したため、ユーザーの不満が爆発しました。
その後、ワイマックスを運営するUQコミュニケーションズは、制限時の速度を遅くしすぎた旨を謝罪し、一旦は落ち着き、制限は緩くなったといわれています。
では、この3日で3GB制限、どれくらいでかかるかというと、スマホでワイマックスを利用した場合、
- サイトの閲覧⇒約13,000回
- 標準的なメールの送受信⇒約600,000通
- 動画の視聴⇒約20時間
- 地図アプリ⇒約4,000回
といわれています。
もちろん、閲覧するサイトにどれだけデータ容量の重たい画像が含まれているかや、動画の画質がどれだけ高画質かなどによって変わるので、あくまで上記の値は標準的に利用した場合の参考としてとらえてください。
実際に使っている感想としては、めったにこの3日3GB制限に引っかからないです。
もちろん3日で3GB使うことも少ないですし、かりに3GBを超えても、実際の制限はされていないように感じます。
もちろん、この実際の制限は、東京や大阪の混雑エリアではおそらく確実に実施されていますので、ご利用のエリアによるのではないでしょうか。
少なくとも、私は実際に使っていて、今までこの3日間3GBに苦しめられたことはまだありません。
もっとも、月20GBも使っているので、あまり贅沢というか偉そうなことを言える立場でもないかと思ってもいます。
月間3,696円(WiMAXから乗り換えたため)で20GB使っていると、
月額3,696円÷20GB=184.8円/GB
ということになります。
1GBあたり約185円で利用できるなんて、格安スマホでも無理です。
ソフトバンク、au、docomoの大手キャリアの通常プランだと、1GBが約1,000円くらいするので、これだけ格安でつかわせてもらっていて、しかもちょっと使いすぎた場合の制限に文句をいうと、さすがにたちの悪いユーザーでしかなくなるかと思います。
”遅くて、実効速度も10Mbps程度しかでない”
これはおそらく私と同じ現象なのではないかと思います。
つまり、上でも説明しましたが、WiMAX2+だと実効速度がめちゃくちゃ出るのに対して、WiMAXをつかんでしまっているため、実効速度が10Mbps程度しかでないものと思われます。
一度スリープモードに落とすと、WiMAX2+をつかみなおしてくれるので、高速になります。
もしくは、もともとWiMAXはつかまず、WiMAX2+のみつかむ端末を購入すればよいかと。
ちなみに、この実効速度10Mbpsが不十分かというと、実はそうでもありません。
以下が動画を見るのに必要といわれている実効速度なのですが、10Mbpsあれば全然動画を見ることができます。
YouTube(1080P、超高画質) | 3.5Mbps |
YouTube(720P、高画質) | 2Mpbs |
YouTube(480P、中画質) | 1Mbps |
YouTube(360P、低画質) | 0.5Mbps程度 |
hulu | 2Mpbs |
当たり前ですが、画質を落とせば落としただけ必要な実効速度は下がりますので、実効速度が遅くても動画を見やすくなります。
ワイマックスといえども、モバイルのデータ通信なので、通信をする環境や場所、回線の込み具合で速度は遅くなったり速くなったりします。
画質をうまく調整することで、快適な利用を心がければ大丈夫かと思います。
”キャッシュバックがもらえなかった”
これはワイマックスの本家本元のUQコミュニケーションズではなく、格安プロバイダーなどで契約するときによく起きる現象のようです。
この感想を書かれた方も、GMOで契約しているようです。
高額なキャッシュバックを提供しているワイマックスのプロバイダーから申し込みをする場合、キャッシュバックなどのキャンペーンからの離脱率を高くするために、複雑でかつ忘れやすい申請方法にあえてしているのです。
どれくらい複雑で忘れやすいかというと、典型的なパターンは、
- ワイマックスに契約してから8~13か月後にキャッシュバックの案内メールが来る
- 忘れたころに送られてきた案内メールを見落とさずに、指定された期間(大体30~45日程度)の間に口座番号の登録
などという感じです。
しかも、このキャッシュバックの案内メールが届くのは、登録したスマホやPCのアドレスではなく、ワイマックス契約時に作らされる使うことのほぼないメールアドレスにいきなりきます。
そうすると、メールに気づかなかったり、見落としたりして、結局キャッシュバックが受け取れなかったという人が続出するというからくりです。
じゃあ、どうすればよいかというと、方法は2つです。
- キャッシュバックがすぐにもらえてわかりやすい本家本元のUQコミュニケーションズを利用
- 根性でひたすらつかわないメールを確認し続ける
個人的には、少しくらいキャッシュバックの額が見劣りしても、これだけもらい損ねる人が続出している現状を考慮すると、前者のUQコミュニケーションズで契約するのがベストだと思います。
まとめ
私は、光回線の代わりに、家で主に使う回線としてワイマックスを導入しました。
実際、月20GBとかなりハードに使っているのですが、全然光回線ではなくても不都合のないレベルで快適に使えています。
ネット上のさまざまな口コミや評判でも、もちろんネガティブなものはありますが、ネガティブな口コミや評判には理由があります。
冷静に見てみると、対策方法があったり、定額でデータ使い放題への過剰な期待であったり、そんなに大したネガティブなポイントでなかったりします。
総じて、満足している方が多いといえると思います。
光回線、モバイルWiFiルーター、スマホのデザリング、ケーブルテレビ、ADSLなどいろんな回線を比較して、また実際に利用して、最終的にワイマックスに行きつきました。
外出先でも利用でき、月間のデータ利用量の制限がなくて、しかも月額料金が安い。
家でメインで使う方も、仕事用に使う方も、airbnbなどで利用しようと思う方も、ワイマックスはなかなかいいパフォーマンスなので、おススメですね。
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