先日、乗ろうとしていた新千歳空港から羽田空港行きのJAL便が、大雪による天候不順で大幅遅延。
まぁ空港で缶詰状態になっている時には結構大変だったんですが、クレジットカード情報サイトを運営している私としてはこれはチャンスだと思い、せっかくなので航空機遅延保険の申請をしてみました。今回の記事はその時の顛末と、航空機遅延保険申請に必要な書類等を紹介したいと思います。
国内航空機遅延保険とは?
まず、航空機遅延保険とはカンタンにいえば、飛行機が遅れてしまった時の損害を補償してくれる保険のこと。
詳しくは下記記事にてまとめてありますが、クレジットカードの中にはこの航空機遅延保険が付いているものがそれなりにあるので、飛行機に頻繁に乗るよ…という方はチェックしてみてください。食事代やホテル代などを自己負担せず、保険会社に払ってもらうことができるようになります
航空機遅延保険申請に必要な書類:
早速、航空機遅延保険の手続きに必要な書類を紹介させていただきます。
- 航空機遅延保険付きクレジットカード
- 航空機遅延証明書(原本)
- 遅延時に利用した諸費用を証明するレシート(原本)
主にこの3つになります。この際、重要なのが航空機遅延証明書ですが、これは到着した空港で自分が乗った航空会社の方に依頼をすればその場で発行してもらえます。『やばい、発行してもらっていない!』という方であっても、電話等で発行の依頼をすれば自宅まで郵送で送ってきてもらえるそうなのでその点はご安心ください。
航空チケットの控えもあると尚良:
あと、私が航空機遅延保険を申請したJCBカードの保険担当である「損保ジャパン日本興亜」の電話オペレーターによると、航空券の控え等もあると申請がスムーズに行くので助かる…ということでした。
すでに廃棄してしまった方の場合にはなくても大丈夫だそうなので、もしあればという程度に考えておけばOKでしょう。
航空機遅延保険手続きの流れ:
航空機遅延保険手続きの流れとしては下記の通り。
- 電話で保険申請の依頼をする
- 損保会社から保険申請書類が送られてくる
- 必要書類を中にいれて返送する
- 後日、被害額の入金がある
シンプルな流れですがこんな感じです。特に難しいこともなく、ちょっとした電話手続き&事務手続きだけで比較的簡単に航空機遅延保険は申請できます。
また、航空機遅延保険には自己負担額などもないので、たとえ1,000円程度の被害額であったとしても保険申請は可能です。
権利失効に注意:
但し、航空機遅延保険は遅延や欠航が発生してから30日以内に保険申請の手続きをする必要性がある点には注意。「あとで申請すればいいや」と思って手続きをサボっていると保険を申請することができる権利を失効してしまうことになるのでご注意ください。
そうならぬよう、もう飛行機から降りたその瞬間に手続きをしてしまう…というのが楽かもしれませんね。深夜の時間帯であっても損害保険会社の窓口はあいているので番号がわかる方は即連絡をお願いします*1。
以上、搭乗予定の飛行機が天候によって大幅遅延したので、航空機遅延保険の申請をしてみた話。参考までにその手続き方法や必要書類を紹介します…という話題でした。航空機遅延保険の詳細については各クレジットカード会社の保険のパンフレットや、冒頭でも紹介した当サイトの解説記事をご覧ください。
参考リンク:
クレジットカードを使ってマイルをもっと貯めたい…という方は、下記記事もあわせてどうぞ。航空マイレージとはなにか?という初歩の初歩から紹介していますよ。
*1:まぁ自分が保有しているクレジットカード会社がどの損害保険会社を利用しているかがそもそもわからない方が多いと思うので、たとえ深夜に電話対応してくれていたとしても相談先の電話番号がわからないかもしれませんね…。そういう場合は翌日、カード会社に電話、もしくはネット上から相談先の電話番号を探してみてください。