2016年2月16日08時39分
愛知県稲沢市清水町で13日夜に住宅火事があり、焼け跡から見つかった遺体の死因が、胸の刺し傷による失血死だったと愛知県警が15日に発表した。県警は殺人放火事件の可能性もあるとみて捜査している。
稲沢署によると、13日午後8時50分ごろ、職業不詳の角田幸司さん(60)宅付近からの出火に近所の男性が気付き、119番通報した。いずれも木造2階建ての母屋(約180平方メートル)と離れ(約40平方メートル)が全焼し、母屋1階の居間から遺体が見つかった。
県警が解剖した結果、遺体は40歳以上の男性で、胸に刃物による刺し傷が3カ所あった。致命傷は肺動脈の切断で、失血死とみられる。今のところ現場から刃物は見つかっていない。角田さんは一人暮らしで、連絡が取れていないという。
県警は遺体の身元確認を進めるとともに現場検証を続け、刃物が残っていないかや出火原因を調べる。
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朝日新聞社会部
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