2016年2月15日20時33分
■谷垣禎一・自民党幹事長
(国政選挙の公認候補の)公募は功罪いろいろある。政策面はチェックできるけれども、個人の思想というとちょっと言葉が悪いが、素行と言っても変、適切な言葉がちょっと思い浮かばないが、そういうことのチェックが難しいなあと(「育休宣言」した宮崎謙介衆院議員の不倫問題で)痛感している。やっぱり教育、これも座学で講義をすれば分かるというようなものではないから、折に触れて指導していくことに意を用いる必要があると思うが、決定打が見いだせていない。試行錯誤しながらやらなきゃいかんということだと思っている。
個人の私生活に関する問題にどう対応していったらいいのか。自分でも愚痴めいてるなと思うが、もともとそういうところはそれぞれできあがった人間を対象に政治っちゅうのはあるという前提できたような気がする。そのへんを一から指導しなきゃならないというのは、まことにもって情けないことだなあと思う。(記者会見で)
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