カテゴリー「MS-IME」の記事

2016年2月 8日

Windows 10:Microsoft IMEの不要な予測変換候補を削除する

日本語入力中に文節を間違えてうっかり変換、確定してしまった場合、次に同じ語句を入力すると予測変換候補に間違えた語句が表示されるようになります。

Office IME 2003までなら、変に覚えてしまった変換候補をCtrl+Delete キーで削除することができました。しかし、この削除機能は、Office IME 2007以降から無くなりました。代わりに学習した抑制単語を削除していました。

参考:IME の 学習情報を削除したい

さて、Windows 10の Microsoft IMEに、再び、Ctrl+Delete キーによる誤変換後の予測入力校の削除ができるようになりました。次のようにします。

  1. 「お気に入りの登録」と入力するつもりが、間違えて「沖に入りの登録」と変換して確定したとします。
  2. 次に「おきにいり・・・」と入力すると、予測変換候補が表示され、誤変換してしまった語句が表示されます。
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  3. Tabキーか下矢印キーを押して、誤変換している語句を選択します。
  4. 予測変換候補の下部に「Ctrl+Delete キーで候補を非表示」と表示されますので、Ctrl+Delete キーを押します。
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  5. 誤変換語句が予測候補から消えました。
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参考:Windows 10 を担当者が語るシリーズ II November Update | 日本語周りの改善編

2016年1月11日

Word 2016を「半角英数」で起動させたい

Office 2016 を使っています。Word を起動させたとたん、日本語入力できる状態で開きます。これを「半角英数」で起動させることはできないでしょうか?

日本語版の Microsoft Office 製品では、ユーザーが即入力を開始できるように、Word と PowerPoint、OneNote が日本語入力できる状態で起動します。同じ Office 製品でも、Excel や Outlook は、半角英数で起動します。

変更方法は、2009年4月に Word 2007 で紹介しました。それでは、Office 2016での場合です。なお、この変更は、Word だけでなく、PowerPoint や OneNoteにも反映されます。

  1. 「Office 2016 言語設定」を開きます。これは、すべてのアプリ」の「Microsoft Office 2016 ツール」の中で見つかります。
  2. 「編集言語の選択」で「日本語 <規定>」となっていることでしょう。
    Microsoft Office 2016 言語設定
  3. 「英語(米国)」を選択して、「既定に設定」ボタンを押します。
    「英語(米国)」を選択
  4. 「Microsoft Office の規定の編集言語」のメッセージが表示されます。内容をよく確認して「はい」を押します。
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  5. 「Office 2016 言語設定」を「OK」ボタンで閉じます。

以降、Outlook や Excel だけでなく、Word や PowerPoint、OneNoteを起動しても、「半角英数」で起動します。

2015年11月14日

Windows Updateを行ってからInternet Explorer 起動時に警告がでる

Windows 7を使っています。2015年11月の Windows Update を行ってから Internet Explorer を起動させるたびに、「Web サイトで、このプログラムを使ってWebコンテンツを開こうとしています」という警告メッセージが表示されるようになりました。「名前」に書いてあるのは「Microsoft Office IME 2010」です。こんな場合、どうするといいのでしょう?

表示される警告メッセージは、こんな感じです。

Internet Explorer セキュリティ Web サイトで、このプログラムを使ってWebコンテンツを開こうとしています」

この画面が表示されたら、「今後、このプログラムに関する警告を表示しない」にチェックを付けてから、「許可する」ボタンを押します。以降、警告メッセージは表示されなくなります。

なお、Office IME 2007でも同じ現象が起こるとのことです。回避方法は同じです。

参考:マイクロソフト コミュニティ: Windows Updateを行ってからInternet Explorerを起動時にいつも警告が出るようになった

Windows 10の Microsoft IME のバージョンは?

IMEのバージョンについての質問です。Office IME 2010では、言語バーの「ヘルプ」からIMEのバージョンが確認できました。Windows 10のになってから、Microsoft IMEを使っていますが、バージョン情報を表示させることができません。Windows 10の Microsoft IMEのバージョンは、どうすると確認できるのでしょうか?

Windows 7までは、言語バーで確認できた IMEのバージョン情報。Windows 8以降は、言語バーが表示されなくなりました。しかし、それでもWindows 8/8.1では、通知領域にある「あ」や「A」の部分を右クリックすると、メニュー内の下部に「バージョン情報」が表示されます。

Windows 8.1の「IMEのオプション」

2015年11月14日現在、Windows 8.1のMicrosoft IMEのバージョンは、Microsoft IME 2012(15.0.9600.17415)です。

Windows 8.1のMicrosoft IMEのバージョン情報 Microsoft IME 2012(15.0.9600.17415)

さて、これが、Windows 10になりまして、通知領域にある「あ」や「A」の部分を右クリックしても、メニュー内に「バージョン情報」が表示されません。

Windows 10の「IMEのオプション」

「隠しコマンドで残っていないかしら?」と思い、メニューを表示させたまま「A」キーを押してみたのですが、むなしくエラー音が鳴るだけでした。

Windows 10の Microsoft IMEのシステム辞書などが保存されているのが、

C:\Users\<User_name>\AppData\Roaming\Microsoft\IME\15.0

となっているので、Windows 8.1と同じバージョンは15代でであろうと予想できます。

2015年11月14日 17:40 追記:
情報をいただきました。「C:\Windows\System32\IME 配下のモジュールのバージョンを確認してみては?」(感謝!
確認してみたところ、「ファイル バージョン 15.0.10586.0」と表示されています。
IMEver
10586は、現在の Windows 10のビルド番号です。Windows 10の Microsoft IME は、OS標準のIMEなので、Windows 10のビルド番号がバージョンになると考えられます

2015年8月24日

Windows 10で Office IME 2007が起動する

このたび、Windows 7からWindows 10へアップグレードしました。そうしたところ、毎回、Windowsを起動すると Office IME 2007で立ち上がります。そのたびに、Win+スペース キーで Microsoft IMEに切り替えています。Windows 10起動時から、Microsoft IMEが立ち上がるようにするには、どうするといいのでしょう?

この現象は、Windows 7の際、既定で使っていた IME が Office IME 2007 だと起こるようです。なお、Windows 10で規定に使っていたIMEがOffice IME 2010の場合は、Microsoft IME で起動するかと思います。

Windows 10起動時、通知領域に表示されている「日本」の部分にマウスポインタ―を持っていくと「Microsoft Office IME 2007」と表示されています。

Windows 10起動時に Microsoft Office IME 2007が立ち上がる

IMEの切り替えは、Win+スペース キーを押すか、通知領域の「日本」をクリックします。

通知領域の「日本」をクリックしたところ

「Microsoft IME」を選択すると、切り替わります。

通知領域に Microsoft IMEが表示された

さて、Windows 10では Office IME 2010が使えない でも説明しましたが、Windows 10では、Office IME が使えません。Microsoft IMEを使います。使えない Office IME 2007があるのは、混乱の元です。そこで、次のようにして Office IME 2007 を削除します。

  1. Win+Xキーを押すか、スタートボタンを右クリックして、「クイック リンク」メニューを表示。「コントロールパネル」を選択します。
    「クイック リンク」メニュー
  2. 「コントロールパネル」の「時計、言語、および地域」にある「言語の追加」を選択
    コントロールパネル
  3. 「日本語」の「オプション」を押す
    コントロールパネルの「言語」内
  4. 「入力方式」に「Microsoft Office IME 2007」が見つかったら、「削除」を押す
    言語のオプション
    ※「Microsoft Office IME 2007」の「削除」が押せない場合は、左上にある左向き矢印を押して、言語に戻ります。左側にある「詳細設定」を押して、「既定の入力方式の上書き」が「Microsoft Office IME 2007」になっていないか確認します。「Microsoft IME」に切り替えて「保存」ボタンを押して、再度「Microsoft Office IME 2007」の削除をしてみてください。
  5. 「入力方式」から「Microsoft Office IME 2007」が消えたのを確認したら、「保存」ボタンを押す
    「入力方式」から「Microsoft Office IME 2007」が消えた

以上で、入力方式が、Microsoft IME だけになりました。

日本語で入力方式が Microsoft IMEになった

以降は、Windows 10を起動すると、日本語入力の方式は、「Microsoft IME」で起動するようになります。

通知領域に「あ」もしくは「A」と表示されるようになった

参考:Microsoft IME を既定値にしたい - マイクロソフト コミュニティ

2015年8月19日

Windows 10にある Office IME 2010はアンインストールできるのか?

Windows 10では Office IME 2010が使えない の続き。

Office IME 2010搭載機のWindows 7を Windows 10へアップグレードすると、Windows 10では利用できない Office IME 2010が残ってしまうことがわかりました。Office IME 2010をWindows 10で使えるように設定しなければ大丈夫かと思っていたのですが、Microsoft IMEの検索機能 やオープン拡張辞書を追加登録しようとすると追加していない IME 2010の方で設定登録してしまうので、Microsoft IMEでは使えず困ります。

IME 2010搭載 Windows 10でIMEの「オープン拡張辞書」を登録しようとした場合

Windows 10にしてしまってから、Office IME 2010はアンインストールできるのでしょうか?

一般的に Office IME 2010は、Office 2010の中にいますので、そこから削除します。次のように作業してみました。

  1. コントロールパネルの「プログラムと機能」を開き、Microsoft Office 2010を選択して「変更」ボタンを押す
    コントロールパネルの「プログラムと機能」
  2. 「Microsoft Office 2010のインストールオプションを変更します」と表示されたら、「機能の追加/削除」を選択して、「続行」を押す
    「Microsoft Office 2010のインストールオプションを変更します」
  3. 「インストールオプション」が表示されるので「Office 共有機能」の「+」を押して開き、「Microsoft Office IME(日本語)」の▼ボタンを押して「インしない」を選択
    インストールオプション
  4. 「続行」ボタンを押す

これで、Office IME 2010は削除されるはずなのですが・・・

コントロールパネルの「言語」で「日本語」の「オプション」を開いて、「入力方式の追加」を押すと、削除されずに残っていました。

日本語の「入力方式の追加」

また、「設定」の「時刻と言語」-「地域と言語」で「日本語」を選択して「オプション」ボタンを押し、「キーボードの追加」に表示されるメニューにも「Microsoft Office IME 2010」が表示されます。

「設定」での「日本語」-「言語オプション」

さて、Windows 10には、「設定」-「システム」の「アプリと機能」からでもアンインストールが可能です。ここで「IME関連」を探してみたのですが、Windows 7の際に追加インストールしたシステム辞書しか見つかりませんでした。

「設定」-「システム」の「アプリと機能」

Office IME 2010を搭載したまま、Windows 10にしてしまうと厄介なもようです。この件は、何かわかり次第記事にいたします。

2015年8月18日

Windows 10:Microsoft IMEの検索機能

Office IME 2010のころに、検索機能を紹介しました。

Office IME 2010 の検索機能について

変換中の語句を検索したりオンライン翻訳サービスで翻訳したりできる機能です。この機能は、Windows 10にも引き継がれています。

Microsoft IMEの「検索機能」に検索プロバイダーを追加する

  1. 通知領域の「あ」を右クリック/長押しし、表示されたメニューから「検索機能」-「検索プロバイダーを追加」と進む
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  2. ブラウザが起動して、Microsoft IME 検索機能について が開く。「検索プロバイダーの追加」にある http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=258458 へ移動
  3. Blogs - IME - ユーザー提供の検索プロバイダファイル- TechNet Blogs から任意の検索プロバイダファイルを選択、ダウンロード。ダウンロードが終わったら通知バーの「開く」ボタンを押す
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  4. 内容をよく確認して「プロバイダーの追加」ボタンを押す
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  5. 「インストールされました」と表示されたら完了です。 「OK」ボタンを押します。
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Microsoft IMEの「検索機能」の使い方

Windows 10では、言語バーがありませんのでショートカットキーを使います。

  1. 検索したい言葉を文字入力し、正しく変換します。
  2. 変換した文字列を確定しないままで(Enter キーは押さないでください。予測変換やクラウド候補が表示された場合は、Tabキーや上下矢印キーで選択だけします)、次のショートカットキーを押します。
    既定の検索プロバイダーで検索:Ctrl + F8 キー
    検索プロバイダーを選択して検索:Ctrl+F9 キー を押して利用したい検索プロバイダーを上下矢印キーで選択して、Enterキーを押す
  3. ブラウザーが開き、検索結果が表示されます。

「既定」に設定されている検索プロバイダーを変更する

「既定」に設定されている検索プロバイダーを変更したい場合は下記のように作業します。

  1. 通知領域の「あ」を右クリック/長押しし、表示されたメニューから「検索機能」-「検索プロバイダーの設定」と進む
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  2. 「検索プロバイダーの設定」画面が開くので、一覧の中から「既定」に設定したいプロバイダーを選択し、「既定に設定」ボタンを押す
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  3. 既定のプロバイダが変更したのを確認したら、「OK」ボタンをクリックして、「検索プロバイダーの設定」画面を閉じます。

さて、このようにして、Windows 10でもMicrosoft IMEで「検索機能」が使えるのですが、 Office IME 2010が搭載されていたWindows 7からWindows 10へアップグレードした場合、困った現象が起きることがわかりました。

参考:Windows 10では Office IME 2010が使えない

Office IME 2010が搭載されていたWindows 7からWindows 10へアップグレードした場合も標準の IMEは、Microsoft IMEです。Office IME 2010 は利用できません。しかし、検索プロバイダーを追加しようとすると「Microsoft office IME 2010 検索プロバイダーの追加」画面が開いてしまいます。

Windows 10で「Microsoft office IME 2010 検索プロバイダーの追加」画面が開く

「プロバイダーの追加」ボタンを押すと「インストールされた」と表示されます。

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この不具合が起きるWindows 10では、Office IME 2010が追加できるようにはなっていますが、追加していません。よって、通知領域から「検索プロバイダーの設定」を開くと、「Microsoft IME 検索プロバイダーの設定」が開きます。しかし、開いても、何も登録されていません。

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不具合現象の参考ページ

[Windows 10] IMEの検索機能、プロパイダー追加の不都合 - マイクロソフト コミュニティ

この現象に関しては、引き続き、Windows 10にある Office IME 2010はアンインストールできるのか? もどうぞ。

2015年8月17日

Windows 10で Office IME 2010が使えない

このたび、Windows 7からWindows 10へアップグレードしました。日本語入力する際、Windows 7の時と同じ Office IME 2010を使おうと思ったのです。しかし、なぜか Microsoft IMEで起動します。そこで、IME 2010追加して、切り替えました。ところが、IME 2010を使おうとすると、うまくいきません。これは、いったいどうなっているのでしょう?

この件は、Windows 8の際にも説明しました。

Windows 8でOffice IME 2010が使えない より

Office IME 2010 のバージョンは、2013年2月現在最新のものでも 14.0.6118.5000 です。そして、Windows 8の Microsoft IME 2012のバージョンは、15.0.9200.16420 です。Windows 8の Microsoft IMEの方が Office IME 2010 より新しいバージョンのため、Windows 8でOffice IME 2010 以下のものは利用できないようになっています。また、2013年2月現在公開されている「新しい Office」(Office 2013)には、IME が搭載されていません。

Windows 8.1以降もこれは変わりません。Office IME 2010のバージョンは、2015年8月17日現在、14.0.7003.1000です。もちろん、Windows 10でも、Windowsの標準日本語入力には、Microsoft IMEを利用してください。

通常は、IME が搭載されている Microsoft Office 製品をWindows 10にインストールしても Office IME は利用できないようになっています。ところが、Office IME 2010搭載のWindows 7をWindows 10にアップグレードすると、本来利用できないはずの Office IME 2010が残っていて表示されてしまいます。

我が家の環境は、Windows 7の際に Office 2007、Office 2010と順番に入れたからか、Windows 10にアップグレードしても IME 2010だけでなく IME 2007も残っていました。

「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」-「日本語」を選択して「オプション」ボタンを押し、「キーボードの追加」を押したところ

コントロールパネルの「言語」-「日本語」のオプションから「入力方式の追加」を押したところ

選択すると追加できてしまいます。しかし、Windows 10で、Office IME 2007/2010は追加しないでください。

もし、追加してしまった場合は、コントロールパネルの「言語」で日本語の「オプション」を押すと表示される「言語オプション」の「入力方式」で削除してください。

image

Microsoft IMEのユーザー辞書は C:\Users\<User_name>\AppData\Roaming\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\UserDict 内にある「imjp15cu.dic」です。Windows 7 からアップグレードした場合は、Microsoft Office IME 2010の頃の ユーザー辞書も、C:\Users\<User_name>\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP14 内に「imjp14cu.dic」に残っていました。IME 2010のユーザー辞書は、Windows 10用の Microsoft IMEのユーザー辞書に移行されているかと思います。しかし、もし、移行できていないようでしたら、次のようにしてみてください。

通知領域にある「あ」や「A」を右クリックして「ユーザー辞書ツール」を選択します。

通知領域にある「あ」や「A」を右クリック

「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」の「ファイル」から「開く」を選択。
「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」の「ファイル」を開いたところ

Office IME 2010の頃のユーザー辞書である「imjp14cu.dic」を選択して「開く」ボタンを押します。Office IME 2010の頃のユーザー辞書が表示されたら、「ツール」ー「一覧の出力」と進んで、テキスト形式で書きだします。

「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」の「ツール」を開いたところ

「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」をいったん閉じて、再度開きWindows 10用のユーザー辞書に戻します。これで「ツール」-「テキスト ファイルからの登録」と進んで、書き出したテキストファイルを選択すれば、Office IME 2010の頃のユーザー辞書がWindows 10の Microsoft IMEのユーザー辞書へ移行できます。

Windows 10では、Microsoft IMEのままでご利用ください。

2015年6月17日

Windows 10 IP Build 10130 日本語入力の「クラウド候補」

2015年5月15日に Windows 10 IP Build 10074 日本語入力の「クラウド候補」 を紹介しました。Build 10074では、クラウド候補を常時使えるようにする設定が「設定」のかなり奥の方にありました。

さて、Build 10130になりまして、「設定」からだけでなく、通知領域の入力チップから出も設定できるようになっていました。次のように作業します。

  1. 通知領域の「あ」もしくは「A」を右クリック。表示されたメニューから「プロパティ」を選択。
    「あ」を右クリックしたところ
  2. 「Microsoft IMEの設定」が開くので、詳細設定」のボタンを押す
    Microsoft IMEの設定
  3. 「Microsoft IMEの詳細設定」が開くので「予測入力」タブを開く。「予測入力を使用する」にチェックがついているのを確認して、「クラウド候補を使用する」にチェックを付け「OK」ボタンを押す
    「Microsoft IMEの詳細設定」の「予測入力」タブ

この設定は、もちろん、「設定」の「クラウド候補」とも連動しています。どちらで設定しても、大丈夫です。

「設定」の「クラウド候補」

  1. スタートメニューの「設定」から「時刻と言語」を選択
  2. 「地域と言語」の「日本語」を選択して「オプション」ボタンを押す
  3. キーボード内にある「Microsoft IME」を選択して「オプション」ボタンを押す

※初回設定変更後、うまく利用できない場合は、パソコンを再起動してみてください。

クラウド候補が表示

2015年5月15日

Windows 10 IP Build 10074 日本語入力の「クラウド候補」

2015年4月21日、Windows 10 Technical Preview Build 10049の時に紹介した Windows 10 TP 日本語入力の「クラウド候補」。このクラウド候補が、Insider Preview Build 10074で自己主張するようになりました。

システム辞書に載っていないような語句を入力を開始します。すると、「クラウド候補の取得」というメッセージが表示されます。

システム辞書に載っていないような語句を入力を開始

Tabキーを押すと、クラウド候補による予測候補が表示されます。

クラウド候補による予測候補表示

Tabキーを押すと、予測候補が選択されました。

予測候補選択

「Bing AutoSuggest 候補」とあるように、Microsoft の検索エンジン Bing からの自動提案であることがわかります。

なお、日本語入力の「クラウド候補」は、初期設定でオフです。また、「クラウド候補の取得」でTabキーを押してのユーザーの同意を得てから入力中の文字を Bing へ送信します。2013年12月に問題になった中国社製の日本語入力ソフト Baidu IME(バイドゥ IME)とは違い、ユーザーに無断で外部に送信するということはしていません。

さて、「Microsoft の IMEだから信頼しよう!」という場合は、「Tab キーで入力中の文字列をBingへ送信」の部分をスキップさせることも可能です。やり方は、Windows 10 TP 日本語入力の「クラウド候補」で紹介した方法と同じです。

  1. スタートメニューの「設定」から「時刻と言語」を選択
  2. 「地域と言語」の「日本語」を選択して「オプション」ボタンを押す
  3. キーボード内にある「Microsoft IME」を選択して「オプション」ボタンを押す
  4. 「クラウド候補」の「Bing から自動的に入力候補を表示する」を「オン」にする

なお、いつもお世話になっている 日本マイクロソフトの高橋 忍さんも画像付きで紹介してくださいました。

Windows 10 クラウド候補の取得をONにしておく - 高橋 忍のブログ - Site Home - MSDN Blogs

一度、予測候補を確定してしまうとIMEが学習しますので、同じ語句で確認できないのですが、以降は、「Tab キーで入力中の文字列をBingへ送信」が表示されることなく、直接クラウド候補が表示されるようになります。

直接クラウド候補が表示された

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