2016年2月16日01時12分
覚醒剤を所持していたとして逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)に覚醒剤を販売したとして、警視庁は15日、群馬県みどり市の無職小林和之容疑者(44)を覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。「全く知りません」と否認しているという。
捜査関係者によると、小林容疑者は1月31日午後9時前ごろ、群馬県太田市東今泉町のコンビニエンスストアの駐車場に止めた清原容疑者の自家用車内で、清原容疑者に覚醒剤約0・2グラムを4万円で譲り渡した疑いがある。
警視庁はこれまで、群馬県内で清原容疑者と小林容疑者が複数回接触していることを確認。その後の清原容疑者の滞在先から覚醒剤の反応を示すゴミなどが見つかったことから、2人は覚醒剤の譲渡を目的に会っているとみて調べていた。
警視庁は今月2日、都内の自宅で覚醒剤を所持していた清原容疑者を現行犯逮捕。前々日に小林容疑者と接触していたことなどから逮捕状を取って行方を追っており、滞在先の沖縄県内で見つけて15日午後5時半過ぎに逮捕した。
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朝日新聞社会部
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