冬になると甘いものが無性に食べたくなる……、そんな経験したことありませんか?
厚生労働省によれば、“うつ病”の患者数は1996年には43万人だったのが、2008年には104万人と、12年で倍近くに増えています。ストレス社会と言われる現代では、誰もがうつ病にかかってもおかしくないということですよね。
この国民病とも言えるうつ病、一見すると分かりにくいけど、実はうつ病の疑いのある症状が存在します。
そこで今回は心理学を学んできた筆者が、うつ病だと判断しにくい症状と、その対策法をご紹介します。
■“うつ病”の疑いのある危険サイン3つ
(1)頭痛や肩こりがひどい
頭痛や肩こりがひどくて病院などで検査を受けても問題が見つからない場合、それがうつ病のサインということもあります。
(2)甘いものが食べたくなる
特に冬に多くみられる症状として、「甘いものが無性に食べたくなる」という症状が出ることがあります。
(3)買い物に行っても悩んで何も買えない
外に出ようとした時、着る服が選べなかったり、買い物に行っても何を買えばいいのか悩んでしまってなかなか買えなかったりといった症状が出る人も、うつ病で判断力が下がっている可能性があります。
■自分でできる対処法“認知行動療法”とは?
これらの症状が当てはまる、という人の中で、さらに気分が落ち込むことが多かったり、好きなことをしていてもつまらないと感じたりすることがある場合は、うつ病を疑って心療内科などを受診することも必要かもしれません!
対処法としては病院などの医師の判断に任せる場合もありますが、「普段から考え方を変える」という工夫もできます。
最近多く使われるようになってきた“認知行動療法”という方法では、考え方の癖を治すことでうつの症状をやわらげられると言われています。
たとえば、うつ病の人は「全か無か」と言って、「これができなかったらもうお終いだ」などという極端な考え方になりがちです。そうではなく、「今回はできなかったけれど、少しだけ前回より進歩したから大丈夫」「失敗は誰にでもあることだから」などと考えるようにするといいのです。
また、うつ病になって「何もできない」と自分を追い込んでしまわずに、少しずつでも生活の中でできることを増やしていくことが自信につながり、回復へ向かう道しるべになることもあります。
いかがでしょうか? 一言でうつ病と言っても、症状や対処法は多岐にわたります。
心配だなと思ったらすぐに病院を受診してみましょう。自分は絶対にうつ病になんかならないという考えは危険なので、注意してくださいね!
(ライター 大山奏)
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【参考】
※ 主治医が見つかる診療所 – テレビ東京系
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※ Iulian Valentin / Shutterstock