ニュース詳細
シリア大統領 「テロとの戦いやめない」2月13日 16時12分
k10010408161_201602131812_201602131815.mp4
シリアの内戦の終結を目指す和平協議について、アサド大統領は「交渉はするが、テロとの戦いはやめない」と述べて、戦闘を停止する考えがないことを示唆し、中断している協議の再開に向けて関係国が合意した停戦の実現は難しい状況となっています。
シリアのアサド大統領は首都ダマスカスで11日、フランスのAFP通信のインタビューに応じました。この中でアサド大統領は、シリアの内戦の状況について、「トルコとサウジアラビアがいつまでテロを支援し続けるか、西側諸国がその支援をやめさせるために、いつ圧力をかけるかが問われている」と述べ、反政府勢力を支援する国々を批判しました。
そのうえで、中断している反政府勢力との和平協議について、「交渉はするが、それはテロとの戦いをやめることを意味しない」と述べ、協議の再開には応じるものの、戦闘を停止する考えはないことを示唆しました。
このインタビューの直後に関係国は、和平協議の再開に向けて過激派組織IS=イスラミックステートなどへの攻撃を除き、シリア全土で1週間以内に戦闘を停止することで合意しましたが、アサド大統領が戦闘を停止する考えがないことを示唆していることで、停戦の実現は難しい状況となっています。
そのうえで、中断している反政府勢力との和平協議について、「交渉はするが、それはテロとの戦いをやめることを意味しない」と述べ、協議の再開には応じるものの、戦闘を停止する考えはないことを示唆しました。
このインタビューの直後に関係国は、和平協議の再開に向けて過激派組織IS=イスラミックステートなどへの攻撃を除き、シリア全土で1週間以内に戦闘を停止することで合意しましたが、アサド大統領が戦闘を停止する考えがないことを示唆していることで、停戦の実現は難しい状況となっています。