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高校生の就職内定率90% 25年ぶり高水準
2月12日 18時42分

この春、卒業する予定の高校生の就職内定率は、去年12月末の時点で90%と25年ぶりの高い水準となっています。
文部科学省が高校からの報告を基にまとめたところ、就職を希望している全国の高校3年生、19万1343人のうち、去年12月末の時点で就職先が決まったのはおよそ17万2183人で、内定率は90%でした。前の年の同じ時期に比べて1.2ポイント上昇し、25年ぶりの高い水準となっています。
都道府県別に見ますと、富山県が最も高く97.6%、次いで、福井県が96.7%、島根県が96.4%などとなっています。
一方、最も低いのは沖縄県で65%、大阪府が83%、神奈川県が84.6%でした。
また、東日本大震災で被害の大きかった東北の3県では、岩手県が95.4%、宮城県が91%、福島県が95.8%で、いずれも前の年の同じ時期に比べて僅かに上昇し、改善傾向が続いています。
文部科学省は「製造業と小売業を中心に企業の採用活動が活発で、全体として高い水準になっているとみられる。まだ就職先が決まっていない高校生も、引き続き支援したい」と話しています。

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