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潜水艦受注目指し三菱重工社長が訪豪2月11日 12時49分
オーストラリア軍の新しい潜水艦の受注を目指している大手機械メーカー・三菱重工業の宮永俊一社長はオーストラリアで記者会見し、今回の受注は、日本の防衛産業の今後の発展にとって重要だという認識を示しました。
オーストラリアは2020年代に導入する新しい潜水艦について、日本、フランス、ドイツの中から共同開発の相手を選ぶことにしています。
日本政府とともに受注を目指している三菱重工の宮永社長は今月8日からオーストラリアを訪れ、潜水艦の建造施設を視察したほか、政府関係者らと会談しました。
宮永社長は11日、シドニーで記者会見し、「受注したいという意欲を企業のトップとして直接伝え、オーストラリアの関係者に受け入れられた」と述べて、今回の訪問の成果を強調しました。そして、「潜水艦の技術の移転を通じてさまざまな技術交流が生まれ、逆にわれわれが新しい知識を得ることもあると思う。友好国とのきずなを強くすることは防衛産業でも必要だ」と述べて、今回の受注は日本の防衛産業の今後の発展にとって重要だという認識を示しました。
共同開発国の選定はことし半ばには発表されると見られていて、三菱重工は現地の有力紙に潜水艦の写真を使った一面広告を出すなど、今後、受注に向けてPRを強化することにしています。
日本政府とともに受注を目指している三菱重工の宮永社長は今月8日からオーストラリアを訪れ、潜水艦の建造施設を視察したほか、政府関係者らと会談しました。
宮永社長は11日、シドニーで記者会見し、「受注したいという意欲を企業のトップとして直接伝え、オーストラリアの関係者に受け入れられた」と述べて、今回の訪問の成果を強調しました。そして、「潜水艦の技術の移転を通じてさまざまな技術交流が生まれ、逆にわれわれが新しい知識を得ることもあると思う。友好国とのきずなを強くすることは防衛産業でも必要だ」と述べて、今回の受注は日本の防衛産業の今後の発展にとって重要だという認識を示しました。
共同開発国の選定はことし半ばには発表されると見られていて、三菱重工は現地の有力紙に潜水艦の写真を使った一面広告を出すなど、今後、受注に向けてPRを強化することにしています。