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米民主党討論会 黒人などの支持獲得目指し論戦
2月12日 15時01分

アメリカ大統領選挙に向けて民主党の討論会が開かれ、激しい指名争いを繰り広げているクリントン前国務長官とサンダース上院議員はそれぞれ、今後、候補者選びが行われる西部や南部の州で鍵を握る黒人などの支持を得ようと、違いをアピールしました。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けて11日、中西部ウィスコンシン州で、与党・民主党の討論会がPBSテレビの主催で開かれ、激しい指名争いを繰り広げているクリントン前国務長官とサンダース上院議員が出席しました。
この中で、党の候補者選びの初戦の中西部アイオワ州を僅差で制したクリントン氏は「差別に直面する黒人や勤勉な移民の前に立ちはだかる障壁を取り除きたい」と訴えました。
これに対し、第2戦の東部ニューハンプシャー州で圧勝したサンダース氏は、人種問題の改善に向けて「低所得層の子どもたちのために何百万もの雇用を創出する」とアピールしました。
民主党では、大統領候補を選ぶため、今月20日に西部ネバダ州で党員集会が、今月27日には南部サウスカロライナ州で予備選挙が行われます。これらの州では、ヒスパニック系や黒人の有権者から多くの支持を得られるかどうかが勝敗の鍵を握るとみられていて、クリントン氏とサンダース氏の間で争奪戦が激しさを増しています。

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