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アフガニスタン 航空ショーで戦力アピール2月11日 21時40分
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アフガニスタンでは、反政府武装勢力タリバンの攻勢が続くなか、軍の航空ショーで、アメリカやインドから供与された軍用機が公開され、ガニ大統領は、各国の支援のもと、航空戦力の拡充を図る考えを示しました。
アフガニスタンでは去年、反政府武装勢力タリバンが北部の都市を一時制圧するなど攻勢を強めていて、上空から偵察や爆撃を行って地上部隊を支援する航空戦力の育成が急務になっています。
こうしたなか、首都カブールにある基地で11日、アフガニスタン軍の航空ショーが開かれ、軍用機の一部が公開されました。会場では、インドから供与されたロシア製の攻撃ヘリコプターや、アメリカから供与された輸送機などが展示されたほか、デモ飛行も行われ、性能の高さをアピールしました。
演説したアフガニスタンのガニ大統領は「きょうは、わが軍にとって新たな幕開けだ」と述べ、各国の支援のもと、航空戦力の拡充を図る考えを示しました。
アフガニスタン政府は、タリバンとの和平に向けた直接協議を、今月中にも再開したい考えですが、タリバンの内部には和平に反対するグループもあるとみられ、航空戦力をアピールすることで、タリバン側をけん制するねらいもありそうです。
こうしたなか、首都カブールにある基地で11日、アフガニスタン軍の航空ショーが開かれ、軍用機の一部が公開されました。会場では、インドから供与されたロシア製の攻撃ヘリコプターや、アメリカから供与された輸送機などが展示されたほか、デモ飛行も行われ、性能の高さをアピールしました。
演説したアフガニスタンのガニ大統領は「きょうは、わが軍にとって新たな幕開けだ」と述べ、各国の支援のもと、航空戦力の拡充を図る考えを示しました。
アフガニスタン政府は、タリバンとの和平に向けた直接協議を、今月中にも再開したい考えですが、タリバンの内部には和平に反対するグループもあるとみられ、航空戦力をアピールすることで、タリバン側をけん制するねらいもありそうです。