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台湾地震 液状化で地盤沈下相次ぐ
2月15日 23時55分

116人が犠牲になった台湾南部の地震で最も多くの被害が出た台南市では、液状化現象による地盤沈下が相次ぎ、当局が対応に追われています。
今月6日に台湾の南部で起きた地震では、台南市のマンションが倒壊するなどして30人以上の子どもを含む116人の死亡が確認されました。
さらに、地震のあと広い範囲で、液状化現象による地盤沈下などの被害が相次いでいて地元メディアによりますと、沿海部の地区では、住宅地の地盤がおよそ1メートルにわたって沈み込み、住宅の1階部分の大半が地中に埋まった状態になっているということです。
この住宅に住む女性は、「こんなことは初めてで、怖いです」と話していて、現場を視察した台南市の頼清徳市長も、「この家は専門家によって傾きが確認されたが、補強もできないほどひどい」と被害の深刻さを認めました。
台湾の首相にあたる張善政行政院長が14日、関係機関に対し、被害状況を確認したうえで、1か月以内に、液状化現象の起きるおそれがある地区を公表して、適切な対策をとるよう指示するなど、対応に追われています。

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