2016-02-15

30過ぎにして世の中がわかった話

世の中、何か正しいことがあるんじゃなくて、物事がうまく回る方が正しいんだな。30過ぎまで本気で世の中に正しいことがあるんだと思い込んでた。

身近な例でいえば喫煙喫煙なんて身体に悪いし、周囲に迷惑だ。社会的コストもかかる。そう思ってた(今も正しいと思ってるけど)から、周りの喫煙者には立場関係なく注意してきた。当然タバコの煙以上に煙たがられた。

でも、周囲が喫煙者だらけなら喫煙は悪いとみなされないし、周囲が非喫煙者だけなら喫煙は悪だ。たとえ合法であっても。

ようするに、世の中のすべては相対的価値観で動いていて、そこには絶対的価値観はない。殺人だって戦争中はやらなきゃいけない行為になる。

気づけば当たり前過ぎるんだけど、30過ぎにしてそれに気づいて世界崩壊するような感覚を覚えた。その後、とても自由になった気がした。

今まで宗教自己啓発系、スピリチュアル系をバカにしてた、というか精神的に抑圧してたんだけど、そういうのを信じることで明日への活力になるなら、別にそれでいいんだな。

何か絶対的客観的に正しい(と思われる)価値観自分自信を低評価して、落ち込んで、鬱っぽくなって自暴自棄になるくらいなら、ちょっと自分勝手なくらいの考え方でもやる気出した方が、結果として周囲にとってはプラスなのかもしれない。

とにかく、こんなに世の中が自由だったなんて、今まで気づかずにバカみたいだ。

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    幸せな人だな 普通は小学校や中学で虐められたり就活に失敗したりして気がつくんだよ

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    もし増田が本を好むなら「脱常識の社会学」という本を激しくおすすめしたい。 その調子で目から鱗がボロンボロン落ちることを約束する。 自由になるかはわからないけど、たぶん、増...

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