~アーティスト40人と話した2つの共通点~
わたしはアートが好きで展示会やアート系のイベントにのべ200行きました。
当時、「アーティストがプレゼンをして参加者に寄付をしてもらう」イベントがやりたかったので話を聞きまわってたんです。
ブログやHPはありますか?
名刺持ってますか?
作品のコンセプトはなんですか?
発信力を磨く場があれば欲しいですか?
すると…2つの共通点が
作品をお客さんの前で主張する場が欲しい
プレゼン以上に作品を見てもらえる場を開拓できない悩みがありました
いただいた名刺とフライヤーを調べると問題だらけで
・そもそもサイトがない
・サイトがあっても個展をやる前後しか更新してない
・長い英語表記で打ちにくい名前
・日本語サイトがない
・名刺のURLが間違っている
そりゃお客さんこないナ?!
金塊並みに価値があるかもしれないじゃん?!
興味を持ってくれた人へのアプローチする準備ができていない人が多すぎ!!!
もったいないよ?
~アートの見方に疑問~
しばらくして私のやりたいイベントをプレゼンすると妙な答えが…
「アーティストは作品で悟らせるのが仕事」と。
ん・・・・
違和感があるなぁ・・・
悟らせるなんて言ってると見る側の鑑賞スキルが上がらない。
ただ作品をボーっと見るだけではどこが「作品のキモ」かわからない。
よって価値がわかってもらえなくなるんだよ。
だからアーティストやギャラリーにいる人がちょっと説明をするだけでお客さんは前のめりになって見るようになるの。
作品に触れてもらいたければ補足程度でも説明が必要!断言!
~できないなら代わりにブロガーがやろう~
(話題を呼んだ作品です。ブログから拝借しました)
ヒトデさんが友達の展示会に行った記事がウルトラ拡散されました。
記憶に新しい。
アーティストは発信も制作と同じように仕事と認識してる人が少ない良い証明になった。その個展では2つしか売れなかったのにヒトデさんの記事で4つも売れたという!!
そもそもアーティストは口下手な方が多いので説明は誰かがやってくれた方がわかりやすいと思うんです。
制作と発信で両立できないならブロガーが代わりに書いて売るお手伝いをする。
アーティストに成果を見せることで発信力の必要性に気づく。
自らやりたい!ってなれば今まで宣伝してくれたブロガーにアポをとって教えてもらえちゃうかもしれない。
アート業界がブログ業界って異業種すぎて共通点がないように見える。
でもつながれたときもっと良い循環ができる。
書き手のみならず他のブロガーやそのファンにも届く。
新しい市場が開拓できるよ。
~ブロガーは「作品を買う」消費スタイルに移行すべし~
明和電機の大処分市に行ったとき初めてアーティストの作品を買いました。多くのグッズを見てきましたがお金を出したい!と思えるものはほんの3つほど。
戦利品はこちら↓
左から広報誌10月号、創刊号(各1000円)、おまけシール、名言ハンカチ(500円)
今はクラウドファンディングを筆頭に寄付文化が日本にも広がりつ
これらの共通点は「誰かのストーリーに共感してお金を払う行為」
売る側の考えを知ってから買う消費スタイル。
消費=日常品、寄付や作品=贅沢品という概念があってどうしても後者が趣味や日用品に入りません。
だからこそアーティスト支援者を増やすにはブロガーの力が必要
わたしたちブロガーに絶対的マストなのは「原体験」
アートのような身体に近いものを買うと気に入ればずっと持っていたくなります。
さらに!!
時間が経過するごとに見る目が変わる。だんだん作品が生活にフィットしていく。
クリエイターマーケットでは同じ作家でもここで
ヒトデさんが展示会で衝撃を受けたのならアートにお金を払うメリ
ヒトデさんありがとーー!
結論!
発信の土台があるブロガーが買ったり展示会の紹介をしよう
生活の役には立たないかもしれないけど「それでも作りたい」
イケダさんが作品も売っていますが、わたしも今後はBASEで売ります。
アートってたのしいなー!