「このまま君だけを奪い去りたい」っつって、去り際にくちびるを奪うことも選択肢の一つかと。
時代が時代なら連れ去ることも考えたことでしょう。互いに親の目を盗んで会ったりすることに疲れたりして。
時にそれは『駆け落ち』と呼ばれたり、はたまた北の方では『拉致』と呼ばれたり。
ん?あー、違う違う。そうじゃ、そうじゃなーい。
おりの話じゃなくてフィクションの話。いわゆる作り話。
本当にあった感動する話じゃなくて、適当に作ったつまらない話です、はい。
基本的に『盗む』とか『奪う』っつー表現には、イイ意味と悪い意味があるわけです。
悪い方の盗みを働いちゃうと捕まっちゃいますけどね。人から盗んで何かを得たくせに、次々と失うものが出てきますから。
そのうえで狭い個室と番号とか与えられたりするのかな?わかりませんけど。詳しくはwebで。
そこで『人の物を盗るのは良くない』という教訓を得るわけです。
やっぱ人の物を盗るのは良くない。たとえ、それが『揚げ足』だとしても。
でも「技術は盗め!」って言われるわけです。どいつもこいつも所有権が主張される世の中に、まぁ珍しい。
おりもブログを読んでて、人のブログの良いところは盗みたいと思ってます。表現の仕方とか目の付け所とか。
「うわー、うまいこと言うなぁ」とか「いいとこに目、付けるなぁ」とか。勉強しっぱなしです。
そして、いただくブコメで『うまいこと』言われてると、すげー悔しいっていうね。
そういうコミニュケーション?それともコミュニケーション?いわゆる『読者さんとの交流』がモチベーションです。
いつか、みなさんのお株を奪ってやろうと思ってるんですけどね。虎視眈々と狙ってるんですけどね、ええ。
そういや、仲のイイ友人に2人目の子供が生まれたということで、遊びに行ってきました。上の子がね、こないだまで母親に抱かれてるだけだったのに、あちこち走り回ってましたよ。
あまりにもの成長の速さに衝撃が走ったわけです。
手ぶらで行くのもなんだったんで、地元で美味しいと評判のショートケーキを持って行ったんです。ほんで友人夫婦が「美味しい美味しい」っつって食べてくれたんですけど、上の子がイチゴをどけてるんです。
夫婦が無類のショートケーキ好きってとこは知ってたんですけど、上の子がイチゴ食べれないとはノーマークだったわ!!!っつって。
「チョコケーキにすりゃ良かったかなー」って言ったら、どうやらイチゴは大好物だって言うんです。
よくよく聞いたらですよ。「世界で1番美味しいものだから、下の子に食べさせてあげたい」って言うんです。もうね、完全に胸を打たれた瞬間でした。
戦隊ものが好きなようで、何レンジャーまでかはわからなかったんですけど、母親と下の子を守るって何回も言ってました。
ほんで、お父さんに肩車されて乗り物ごっこ的な遊びに付き合わされましたよ。お父さんの髪の毛が手綱の如く引っ張られて抜け落ちて。
できることなら彼には父親の髪の毛も守る対象にして欲しいんですがね。あの時のお父さんの涙が忘れられません。
2時間程度のふれあいでしたけど、完全に心を奪われました。夫婦は「色々もらって申し訳ないです」とか言ってたけど本当そうですよ。
『いや、彼はとんでもないものを盗んでいきました。 おりの心です。』って。これから、おりのことは『とっつぁん』って呼んでくれても結構だからね!っつって。
「子供っていいなー」って。人の子供でこれだもん、自分の子だったらどうなるの?って感じです。
子供の一挙一動に翻弄されて、衝撃は走るわ、胸は打つわ、大切なものは守るわ、半端ないから。走攻守揃ってて、これが本当のトリプルスリー。
異次元すぎて、その可愛らしさを表すには語彙力が足りなくてアレですけど、もうね、心を奪われてピストルで撃たれる衝撃っつーのかな。
例えるならそうだなぁ・・・やっぱ、うまく表現できません。
なんていうか、その、ルパンとかそういう次元じゃないんですよね。