ちょっと遅くなったけど昨日の話
昼食の時間にテレビをつけたら、ちょうど衆議院議員の宮崎謙介さんの議員辞職会見をやっていたところだった。普段だったらすぐBBCにするんだけど、珍しいことなので代わりに会見を見る事にした
さすがに観念したか、という感じの受け答えだった
議員辞職を表明する前にしばらく間があった。カメラが軽く握った両手をわざわざ映して、それからスーッと構図を移動させて顔を映したんで思わず吹き出しました。余計な演出すぎるよ
このニュースはBBCでも大々的に取り上げられてました
ほんとヒドイと思ったのは、お辞儀したときの映像がマイクの下からのアングルのものが使われてた事! この角度から見ると、お辞儀というのは本当にマヌケに見えるんだなーって関心しました
映像作品としてはものすごい完成度でしたね。皮肉な口調のナレーションといい、イギリス人はこういうの作らせると世界でずば抜けてうまいです
はてなダイアリー
予は始め、この話にはほとんど興味なかった
まあ面白けど、面白いだけならわざわざエントリーを書くほどの事でもない
政局には興味ないし、引きこもりにはあんま関係ない話題だからね
それを改めて宮崎謙介さんの記事を書くことにしたのは、宮崎さんが元はてな民だということが分かったからなんです
謝罪会見のあと、予はなんとなく宮崎さんのブログを読んでたんだよね
タイミングがいいというか、ちょっと前にイギリス大使館を訪問してたり。公使も今回のことでビックリしたに違いない(さすがに大使ではないんですね)
そんな感じでしばらくは最近のエントリーをよんでたんだけど、ブログやってると更新頻度がどれくらい変わっているか気になりますよね
んで、それぞれの月の更新頻をみてみると結構波があるんだよね。更新がまばらな時期もあるし、わりと更新している時期もある
どうもブログ立ち上げた最初の時期はわりとハイペースで更新してたみたいなんで、何書いてあるのか最初のページを見てみたんですよ
2011-04-10 16:57:17
はてなダイアリーでブログを開設しました
テーマ:ブログ
皆さん、こんにちは。宮崎謙介です。
今日は統一地方選挙の投票日、大変緊張する日です。
市会議員、府会議員の先生方が無事に当選されることを心から願っています。
統一選挙が終わりましたら、いよいよアクセル全開で活動を開始します。
恐らくこれからとても刺激的な毎日を送ることになると思うのでまずはブログを
開設し日々の出来事を更新していこうと思います。ブログも多数のサービスがあります。色々悩みましたが、やはり京都といえば
「はてな」です!京都の超有名ITベンチャー企業のはてなさんのブログは
以前から使ってましたが、とてもシンプルで使いやすいです。優秀なエンジニアが
集まっている集団ですので、個人的にはとても注目しています。
はてなのサービス、おすすめです!
これから頑張りますので宜しくお願い申し上げます。
はてなダイアリーでブログを開設しました|宮崎けんすけオフィシャルブログ「日本の希望を創る政治」Powreed by Ameba
驚きました
最初、宮崎さんははてなでブログ始めたんです
そんで途中からアメブロに移ったんです
政治家としてちょっと、いかがなものかと思う
だって「京都といえばはてなです!」とか言って、選挙区が京都3区だからはてなにしたわけでしょ? お前はいつからアメブロの選挙区に移ったんだよ? おかしいだろ
いや、たしかにはてなダイアリーはアメブロより地味だけど(昔ははてなブログなかったからね)それが問題なら初めからアメブロかなんかにすべきだろ。京都だからはてな、とか言うべきじゃないだろ
こういうことを書いたあとでアメブロに移転する神経がよくわからない。だって一度書いたものを後から消せないじゃん。一般人じゃなんだから。政治家としてブログやってるんだから
それにね、せっかく京都で国会議員になったんだから、はてなの幹部とかエンジニアから日本のIT業界の現状についていろいろ聞くとかしてもよかったんじゃね?
日本のITの現状というのはほんとヤバイけど、日本経済の将来というのはITにかかってるんだからな! 以前ITベンチャーにいたのに、こういう問題意識がないというのもよくわからない
ITの問題というのは直接的に雇用の在り方の問題なんで、それはまさに宮崎さんが取り組むべきテーマだと思うんだけどね。政治家としてはてなと友好的な関係をつくっておいても損はなかったと思うんだけど。もったいないよね
政治というのはやっぱり情だと思います。政治は理屈ではないわけですよ。理屈でいえば政治なんかにはかかわらない方がトクですから
そういう意味で、はじめははてなダイアリーでブログはじめたのにアメブロに移転しちゃうのはね。政治家としてね、ちょっとね
情がないよね
他にもこういうことをたくさんしてきたんだろうな、と疑われると思います
(てか、ここに書いてある事でなんか間違いないよな? もしあったら教えてくださーい)
宮崎謙介とは?
帰国子女。親は総合商社勤務で2歳から7歳までフィリピンにいた
その関係でいろいろフィリピン関係の活動もしていたらしい
高校は早稲田高等学院
予は早稲田の高等部について何にも知らなかったんだけどWikipedia見たらなんだかすごい。半分大学みたいな感じ
早稲田大学高等学院というのは他の系列校とは違って
旧制以来の伝統として第二外国語が必修であり、ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語のいずれかを1年次より履修する。中学部の生徒は3年次よりドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語を3ヶ月ずつ学習し、それらを参考に高等学院での第二外国語を選択する。2005年度より開始された3年次の総合的な学習の時間では、1年次には班に分かれてのプレゼン発表、その後個人でのプレゼン発表、2年次にディベート、3年次には2年次に登録したテーマについて12000字程度の卒業論文の執筆が課されることとなった。そしてこの単位は学部進学要件となっている。
専任教員は、ほぼ全員が修士課程以上の課程を修了しており、特に理科系においては博士号を持つ者も数多い。また、ほとんどの教員は大学でも講義をもつ、研究者である。このことは、本校が大学受験のことをまったく考えなくてよいという事情とともに、授業内容に大きな影響を与えている。すなわち、文部科学省の定める一般的なカリキュラムにとらわれることなく、大学のように教員の研究分野に沿った、より発展的・専門的な講義を、教員が展開する場合が多い。この傾向は特に社会科学系の科目に強く、教科書にまったく記述がないトピックを扱うこともままある。他方、理系科目ではコンピュータを活用するもの、大学の範囲を先取りするものなど、非常に高度かつ発展的な授業が行われている。
との事!
あとね、びっくりしたのは掃除がない
掃除は業者が行うため生徒による掃除活動もない。
大隈重信が「男は掃除をせずに勉強しろ」と言ったため、掃除もない。校内の掃除は専属の業者が毎日行っている。
大学生が大学を掃除しないのと同じ事なんだろうね
大学は早稲田の商学部
日本生命に就職したあと人事に興味をもち、一年でインテリジェンスに転職
その後ドリコムに3年くらいいたみたい。人事と営業をしていたが、エグイ感じのリストラがいやになって退社
当時の日記(アーカイブ)
その後ネオトラディションというベンチャーを起業
関連エントリー
その後政治家に
二期目
という感じみたい
政治家としては?
タレントになる気分で政治家になったのかとばっかり思ってたけど、それだけという感じでもない
歴史観も、朝日・岩波的な歴史観とはちがう歴史観をもっているみたい。「太平洋戦争そのものも欧米列強の植民地支配との戦いであり」という文言にビックリ
我が国が日中戦争で戦った相手は現在の中華人民共和国ではなく、
中華民国(現在の台湾)であり、台湾は戦争についての謝罪は求めていません。
そして、韓国に至っては戦争をしておりません。併合は国際法上でも合法であり、
当時の朝鮮半島のインフラ整備、教育水準の向上等、
多くの貢献をしてきたという事実もあります。
そもそも太平洋戦争そのものも欧米列強の植民地支配との戦いであり、
当時は戦わなければ植民地にされるという危機感があったのです。GHQのマッカーサー元帥も米国に帰った後に「日本の戦争は自衛の戦争であった」とういう趣旨の発言を公式の場で残しています。
バランスに欠ける “適切な歴史認識”|宮崎けんすけオフィシャルブログ「日本の希望を創る政治」Powreed by Ameba
三島の引用がでてきてまたびっくり。これを会合で代議士が読み上げるというのもどうかとおもうし、そもそもそういう会合があるのかと驚くが(三島の政治思想は基本的には下らないものだと思う。考えが浅いから日本がなくなるのではないか、という考えが出てくる。なくなんねーよ)
雇用制度については、ドイツのマイスター制度にかなり関心をもっているらしい
その背景には、京都の着物産業の衰退があるみたい。でもまさか着物の着付けでこんなことになるとはね
すこしは演出もあるだろうけど、ある一定以上の熱意はあったように見える。というか、国会議員っていろいろやってるんですね
不倫
少子高齢化に取り組む、議員の育休はその取り組みの一つといいながら不倫をするのは許されない
国会議員というのは地元が職場みたいなもんでしょ?
金子さんの地元が新潟で、宮崎さんの地元が京都。半分くらいは遠距離結婚だよね
簡単に見えて難易度高かったよね
ようするに夫婦で国会議員をしているからこういうことになる
案外、夫婦そろって辞任するのが一番いいんじゃね?
文春
今回の報道によって日本が良くなるわけではありませんが、週刊誌としては見事な仕事をしたと思います
こういう時期だからこそやらかすのだ! という事を読んでいたあたり、相当読みが鋭いですよね
将来
大丈夫なんじゃない? 困ったら回りが進んで助けてくれるタイプですよ
あと離婚になるかどうかわからないですけど、金子さんも政治家なんで、自分の政治活動に邪魔だとなれば離婚するんじゃないかと思います
でも、離婚しても一生女には困んない感じですよね
タッパ(身長)ある男が好きな女性はかなりいますからね。なにせ身長188cmもあるからね。なかなかいないよね
ブログ
前編の後に後編がなかったり、①だけあって②、③がなかったり。なんなんだ
英語
帰国子女ってふつう英語に興味があるもんなんだけど、宮崎さんは英語にぜんぜん興味なさそうですよね。なんでだろ
早稲田高等学院で第二外国語がなんだったかも気になります
まとめ
予は一日かけて宮崎さんのブログの記事すべてに(今の時点で521記事ある)目を通したんだけど、いままで政治家のブログを読んだ事がなかったんでかなり勉強になりました
正直、予は政治家なんて官僚の繰り人形みたいなもんだと思ってたんだけど、意外とやりがいがある仕事なんだなと思った。地味な仕事の積み重ねで大変そうだけど、いろんなことに興味があって、人と関わるのが大好きならばやりがいがあるんだろうね
それから、国会議員というのはやっぱり権限があるんですね
ドイツ大使と話したり(日本語話せるんだろうね)
幕僚長とも話せる
どれくらいのレベルの話をどれくらいの時間したのかわかんないけれども、国会議員というのはほんとに国の代表なんだと思いました
国会議員に対する印象が相当よくなりました!
おわり!