ラジコンにPepperの頭がついたみたいな家庭用ロボットが登場したよ
日本ではPepperが一般人でも買えるようになり、奇特な一部の人の家庭の中で、Pepperが暮らし始めるようになりましたが、基本的にはPepperはコミュニケーションロボット。代わりに家事をしてくれたり、宿題をしてくれたり、なんなら便利な道具を出してくれたりと、どらえもんみたいな存在になるにはまだまだ遠いですね。
そこで現る、このラジコンにPepperの頭がついたみたいな謎ロボット「Robit」さん。かなり不気味な外見ではありますが、シンプルかつ安価で、以外に役に立つの…かもしれません。329ドル(約3万7千円)で、Raspberry Piをベースとしたハードウェアに、車輪とセンサーをつけて、頭がついています。Wi-Fiで接続、インターネットを介してプログラムコマンドでコントロールすることができます。
またスマートフォンのアプリを介して、ロボットに搭載されたカメラから、どの位置にいるか確認できて動きをコントロールできるので、玄関先を見守ったり、家の中を走らせて監視することができます。
ロボットと捉えるには、かなり原始的な動きですが…。カメラがついたラジコンをスマートフォンからコントロールしているだけであって、顔がついたロボットの形状である必要性がよくわからない…なんて野暮な感想ですね。
Robitはオープンソースで公開されていて、Raspberry Piをベースとした、誰でもハックすることができる安価なホームロボット。Webブラウザ上からシンプルなスクリプトを実行するだけで、とっても簡単に顔認識などの機能も使うことができます。Robitには「DIY好きなメイカー」と「教育目的」の2つの市場が考えられます。クアッドコアコンピューター相当のハードウェアに、5〜8時間のバッテリー持続時間、ほとんどのスマートフォンにあるものと同様のセンサーが搭載されているので、DIY好きなメイカーにとっても格好のおもちゃになるでしょう。一方、教育目的としてもポテンシャルがあって、4年生くらいの子供でも、かわいいロボット(?)が実際に動くハードウェアのプログラミングで、楽しくエンジニアリングを学ぶことができるはず。
と、シンプルながらに可能性があるかもしれないRobitは、現在クラウドファンディングのキャンペーン中。しかし今まで製品を出荷した実績のない会社によって開発されたロボットであるため、製品を信じるか信じないかはユーザー次第です。記事執筆時点でキャンペーン期間が残り1カ月、目標達成率は40%ほど。
しかし去年くらいから、(精度はどうであれ)ロボットを開発してクラウドファンディングに挑戦するスタートアップをよく見かけるようになりました。いつかは私たちの生活スタイルを変えるようなロボットが出てきて欲しいですね。
source: IndieGoGo
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(mayumine)
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