拉致再調査中止 萩生田官房副長官「交渉の扉は閉ざさない」
フジテレビの「新報道2001」で

02/14 13:37
北朝鮮が、拉致被害者らの再調査を行う特別調査委員会の解体を発表したことについて、萩生田官房副長官は、14日朝のフジテレビ「新報道2001」で、「交渉の扉は閉ざさない」と強調した。
萩生田官房副長官は「われわれは、『ストックホルム合意』を翻したわけでも、なんでもございません。交渉の扉は閉ざさずに、しっかりと、パイプはつないでいきたいと思います」と述べた。
萩生田官房副長官は、「1年半、全く動かなかった拉致問題というワードが動き出したのも現実だ。国際社会の圧力をもって、この局面を逆に、いい方向に向けていきたい」と強調した。
また萩生田官房副長官は、ロシアのプーチン大統領の日本訪問より前に、安倍首相のロシア訪問を調整していることを明らかにしたうえで、「安倍首相は、安倍・プーチン時代に、北方領土問題を解決したいという強い意志を持っている」と強調した。
一方、萩生田官房副長官は、自民党の宮崎謙介議員が不倫を認め、議員辞職することを陳謝し、党内で若手議員の教育体制を見直す考えを示した。