長女のとき、1日続いた陣痛の中突如娘の心拍が弱まり緊急帝王切開。
次女のときは普通分娩を希望するも、子宮が開かず緊急帝王切開。
すでに2回帝王切開を経験してるわたしは長男のときには予定帝王切開。
子宮破裂を防ぐため、本来の出産予定日より3週間早い出産となりました。
わたしは重度のケロイド体質
長女のときから今まで長きに渡り、ケロイドになったお腹の傷と付き合っています。
妊娠してから産後のケロイドの状態、ケロイドを目立たなくする対処法を紹介します。
画像あり、少し怖いので読むときはご注意ください。
ケロイドの原因
日本人のような黄色人種に発生しやすいのがケロイド体質です。医学的な原因はいまだ明らかになっていません。
一番は体質的な要素が強く、傷から誘因されます。
やけどや術後に傷口はふさがってるのに赤く盛り上がるのが特徴
妊娠すると体質が変わるのはよくあること。
今までケロイド体質でなかったのにもかかわらず
妊娠をきっかけに突如ケロイド体質になることもあるのです。
妊娠中画像
1人目を帝王切開で産んでから、ケロイド体質が強くでるようになったわたし。2人目を授かる前から
・細身のジーンズを履くと傷がかゆい
・冬場の乾燥で傷がかゆい
特に痛むとかではないけれど
圧迫したり乾燥する季節になるとかゆくなりました。
そして妊娠すると傷口はさらに変貌します
・ケロイド部分が広がる
・かゆさが増す
・傷口がキリキリ痛い
息子が週数の割りにビッグに育っていたのもあり、
妊娠中期になるとケロイド部分が伸び痒みはピークに
臨月時は、大きなおなかに加え、傷口がなんとも言えないいびつな形になり
旦那も医者も心配するほどに・・・
一本線というより伸びて丸くなったケロイド。
傷口の具合と、お腹の長男がすくすく育ちすぎていたのもあり、予定帝王切開の日取りがどんどん前倒しになりました。
ケロイド体質問わず、帝王切開後の次の出産は傷口からの子宮破裂を防ぐため出産予定日よりも早い週数で産むのが理想的です。
帝王切開だって立派なお産。
普通分娩にこだわらず、母体の安全、元気な赤ちゃんが第一なのです。
産後の傷
術後すぐは、今までのケロイドも内側に入り込み、綺麗に縫ってもらえました。このまま抜本して綺麗に治癒していけば
傷口さえ分からないお腹になりそうな気さえしていました。
長男出産から三カ月後
すっかり1人目、二人目を産んだときと同じような一本ケロイドの復活です。
特に何か対策もしていなかったので
徐々に赤くなり始めた時から覚悟はしていました。
これからも長きに渡りこのケロイドちゃんと付き合っていくことになるでしょう。
年齢的に腹出しファッションだ、ビキニだって言っていられる年でもないので
まっさら綺麗なお腹に未練はなく、もういいかって気分です。
実はケロイドは治せる?!
目立たなくするための対処法
・傷口を圧迫するケロイドを目立たななくするための医療用圧迫テープもあるようです。
実は身近なものでも圧迫するのは可能!
まずは傷口部分が伸びないよう
骨盤ベルト、またはガードルでたるんだお腹をしっかり引き上げ固定すること
ガーゼ、またはスポンジを棒状にくるくる丸め
傷口に沿って固定、ケロイドを抑え込むようにしっかり圧迫します。
・ケロイドの赤みが引く
・ケロイドが抑えられ広がりにくい
=目立たなくなる
いずれにしても長期で向き合っていく必要がありますが、
ちゃんとやることで同時に骨盤矯正にもなり、おなかのたるみもすぐに改善できるメリットがあります。
長女の時ははじめの頃こそ頑張っていたわたし
毎日ガードル着用、かゆくても傷口はくるくるガーゼで圧迫
そんな中次女を妊娠、結局また振り出しに。
そしてさらに、三人育児に奮闘する今は傷にかまってやれる時間も惜しいくらいで結局何もしていません。
まとめ
「ママのおなかにはどうして傷があるの?」目立つケロイドに疑問に思う娘がある日聞いてきました。
「ここからあなたが産まれてきたんだよ」
そう答えると、心配そうにでも嬉しそうに
「痛かった?わたし小さかった?可愛かった?」
と聞き返してきます。
どこからどうみてもわたしのおなかは
綺麗なお腹ではありません。
出産を繰り返し、完全にたるんでいますし、傷はケロイド、赤くてちょっと気持ち悪い。
それでも
その傷をみて娘は目を輝かせて私を労わってくれます。
帝王切開をしてしっかりできあがったケロイドの傷は、娘を前に母としての勲章になったのです。
見た目怖いし
冬はかゆいし
良い事なんてないけれど、
まぁこの子達に出会えたんだからまぁいいか!
チャラにするどころか倍以上に感謝している今日この頃です。