小倉競輪 4、5日の開催中止 集団食中毒か、4選手入院
北九州市は4日、小倉競輪場(同市小倉北区)のレース「分解するっちゃ杯」に出場を予定していた選手のうち、13人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、同日と5日のレースを中止にしたと発表した。同市は食中毒か感染症の可能性があるとみている。
市などによると、3日深夜から嘔吐や下痢などの症状が現れ、うち4人が入院した。同市、競輪を統括する財団法人JKA、日本競輪選手会が協議し、レースの中止を決めた。
レースは3日に始まり、5日が最終日。出場選手計99人は2日昼から同競輪場に隣接する宿泊所に入所していた。市生活衛生課は4日、宿泊所を立ち入り検査し、原因を調べている。
=2016/02/04 西日本新聞=