メモ書き(ある種の一連の異常性的嗜好の"真の裏の原因"について)

日曜の朝に書くような話じゃないんだけど、これ忘れたら絶対後悔するので書き留めとく。

ある種の異常性癖界隈にジャンルを跨って潜む「ある傾向」が、私は大昔からずっと気になっていた。
「TF(transfur)」「膨乳/膨体」、一見すると全然違うように見えるジャンル群に潜む、ある一定の、多分誰も気づいてない癖。

とはいってもこんなジャンル知ってる人は殆どいないと思うので、ちょっと説明をば。
膨乳/膨体はまぁ文字通りお察しで説明不要って感じだけど、TFについては知らない人が多いと思うので。
TFっていうのは、人間の体が別の物に変化することに興奮する性的嗜好のこと。変化先は大抵動物(参考リンク)。

で、これらのジャンルの表面的な共通点は、
「体が変化させられることに興奮する」です。それはまあ誰にでも分かるんです。

問題はその後です。

あまり指摘されないことですが、この手のジャンルを好きな人間は、同時にTSF(男性が女性に変えられることに性的興奮するジャンル)を好むことが凄く多いです。
特にTFにその傾向が顕著で、TF好きな人間は殆ど百発百中と言っていいくらいTSFが好きです。
膨体系や風船を描いてる人がTSFを好きなことも、凄く多い。(ただTFよりは相関確実に落ちる)

逆は全く成り立たないです。TSFが好きだからといってTF/膨体が好きな人はあまりいません。

この一方通行の関係って何で成立するんだろうなー、ってずっと思ってて。でも原因がよくわからなかった。

それが性同一性障害の機序を考えていたら不意に閃いてしまった。
ああ、なるほど、そういうことか、ってなった。

性同一性障害という病気がどういう風に発生するのかについて少し考えてみたいと思います。
人間の脳には、「自分の体がどういう輪郭をしているのか?(女性の体なのか?男性の体なのか?)」という体性感覚を司る部位が存在し、これは胎児の間に形成されます。
が、妊娠した母親が、特定の遺伝子を持っていて、かつ妊娠中に大きなストレスを受けると、コルチゾールという物質が分泌されて、これが結果的に胎児の脳の発達をバグらせて、自己像だけが実際の性別と逆になってしまいます。
体が女性なのに自己像の認識が男性のそれになってしまったり、体が男性なのに自己像の認識が女性のそれになってしまったりする人間が生まれてきてしまいます。
(『やわらかな遺伝子』を読んだのが随分昔なので記憶違い適当な事を書いていそうだけど……)

重要なのは、
性同一性障害という病気が、
主に「脳内の体の輪郭と、実際の体の輪郭が合わない」ことによって生じる病気だということです。

TFと膨体は、いずれも「体の輪郭を変化させられることによって性的興奮を覚えるジャンル」でした。
そして、TFと膨体が好きな人には、TSF(男性が女性に変えられることに興奮するジャンル)が好きな人が異常に多い……。

私が何を言わんとしているのかは分かると思います。

性同一性障害って、思われてるよりずっとありふれた病気だと思っています。
「体性感覚が何らかの形で狂っている」人は無茶苦茶たくさんいます。
TFや膨体より程度は低いですが、個人的に、「石化」「vore(丸呑み)」「巨大娘」「風船」あたりもかなりヤバいんじゃないかと思ってます。

ちなみに、なんで「特定ジャンル好き→TSF好き」が成り立っても、逆の「TSF好き→特定ジャンル好き」が成り立たないかというと、
TSFが好きな人たちは実はほとんど性同一性障害を抱えてないからです。
ほとんどは身も心も男性で、「女性の体の性感は男性の体の1万倍!」みたいな言説に踊らされてジャンルに寄ってきただけの人です。正直本気で死んで欲しい。死んで欲しいけどTSFの中ですらこっちが圧倒的マイノリティなので泣き寝入りするしか無い。
体の感覚が狂っているのを解消するためにTSFを見る人間は、実はすっごく少ないです。(でも、そういう目的で描いている数少ない人達は、作品を見たら一発で分かります)

なんか締め方が分からなくなっちゃいましたが、
何と何が関係していて、自分が本当はどういう理由でそのように動いているのかなんて、
世の中そうそう分からんよね、物凄く遠いところに原因があったりするんだよね、という話です。

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No title

私はルーミア厨さんが嫌ってる憑依系TSF側の人間で
心身共に男で自分の事を性同一性障害だとは全く思っていません。
が、しかしオートガイネフィリアです。

私も、TSFではない普通のポルノで興奮できる感性を持ってる
健常者の癖に憑依等のTSF的表現をつまみ食いしたり、コミケでは
結局普通のエロ同人を描くくせに商業で勘違いしたTSF漫画を
描いたりする作家等は嫌いです(憑依系TSFにおいては現時点で
谷口さん先生以外の商業漫画家は全員よその畑の人です)。

要は「自分の肉体や性別越境に関してまったく悩みがないくせにTSF
に入ってくるな!」という感じの縄張り意識はルーミア厨さんの様な
変身系の人だけでなく私の様な憑依系にもありますよという事です。

それと変身系と憑依系なら前者の方が圧倒的に多数派に見えます
(絵描き人口は逆)が、憑依系TSFは絵的には男の欲望丸出しの普通の
ポルノなのでGIDを訴えたい人からしたら横に並んでたら邪魔という
気持ちもまた分かります。ともかく性自認の部分に揺らぎがないから
他は何も悩んでないという訳じゃないです。ちなみに「女の体は
男より何倍も気持ちいい」云々の馬鹿っぽい俗信は私も全然信じてません。

Re: No title

昨日の日記は八酔九智さんに限らずTSF界隈の方なら誰でも色々思うところのある内容だったと思います。まずその事を申し訳なく思います。
ただ、私が真剣に日記を書く時は、昨日の話題に限らず、書いたことを本当に思っているわけではないのです。それをどうかご理解ください。
ちょっと矛盾してるように聞こえるかもしれないですが、こういうことです。
不特定多数の人が見る文章を書く時に一番大切なのは、とにかく伝えたいメッセージを絞り、それ以外の部分を削ぎ落とすことだと思っています。
例えば昨日の日記で言えば、勿論TSFには色々な下位分野があって、状態変化にもいっぱいあるのですが、私の日記を(本当にありがたいことに)読んでくださっている皆さんのほとんどはこういった分野には詳しくないのです。だから、TSFや状態変化について詳しく書いていると、文章がとてもとても長くなってしまい、かえってメインのメッセージがぼやけてしまう恐れがあるのです(つまり状態変化の裏には脳の発達の異常が関わっているのではないかというメイン趣旨)。
そのため、メインの部分でないところについては酷くざっくりと切り落とさざるを得なくなり、結果としてTSFや状態変化についてかなり不誠実な記述をすることになりました(特に状態変化のくだりについての不誠実さはかなり危険なレベルです)。その結果として誰かの気分を害してしまった場合、本当に私は申し訳なく思います。ただ、こういったことは特定の話題に限ったことではなくて、私の日記ではいつも(真面目に人の目を意識して書いている時はいつも)やっていることなのです。どうかご理解ください。

TSFは、本当に色んな性癖がごった煮になってて、100人いたら100人が興奮の対象が違うんじゃないかと思うくらい色んな人がいると思っています。だから、私の様式と一致しなくても、同じような苦しみを抱えている人がいるということは、理解しているつもりです(勿論、ちょうど八酔九智さんが言われたように、苦しんで無さそうな人も確かににたくさんいるのですが……)。
むしろ、それを十分分かりすぎていて、縄張り意識みたいなものは自分はあまり無かったりします。というか昔から少数派過ぎて、そもそもTSFが自分の居場所じゃないというのを理解せざるを得なかったんや……(ひょっとすると昔何かTSFについて逆の事を書いたかもしれない……でもそれはやっぱり上の理由でかなりざっくりと書かれているんです。)

確かに、自分が少数派過ぎて、かつ物凄く苦しんでいるので、「少数派でない自分達以外の人間はあまり苦しんでいないはずだ」みたいな観念が自分の中に全く無いかと言われたら、正直ちょっとあるかもしれないです。でも、実際に自分も苦しんでいると言われた時に、その苦しみの存在を理解する事は、自分にも出来ると思っています。

コメントありがとうございます。そして重ね重ね申し訳ないです。
プロフィール

Author:ルーミア厨
えへへ

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