春から海外赴任です、海外赴任に同行します、という方もいらっしゃるでしょうか。
我が家も赴任当初は、英語が全く分からない、アルファベットもよく分からない状態の幼稚園・保育園年長の子どもをいきなりアメリカの現地校の小学一年生に入れることになりました。
(アメリカと日本では学年を区切る誕生日が異なるので、誕生日によってはこういうことが起こります。)
宿題も私と一緒にどうにかこなすのですが、これは困ったなー、と思ったことの一つは、英語の本を家で読んでください、というもの。
分かる単語がほとんどない中で、何を読めば楽しめるのか…毎週図書館に行って子どもと一緒に本を選んでいました。
そこで今回は英語初心者の子どもと一緒に読んで面白かった絵本を紹介したいと思います。
I Spy School Days: A Book of Picture Riddles
- 作者: Jean Marzollo,Walter Wick
- 出版社/メーカー: Cartwheel Books
- 発売日: 1995/09
- メディア: ハードカバー
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日本でも「ミッケ!」でおなじみのシリーズ。
"I spy"の後に簡単な単語が書いてあるだけなので、動詞や文法が全く分からない状態でも楽しめます。
この単語って英語でこういうんだね〜、という勉強にもなります。
Today I Will Fly! (Elephant & Piggie)
- 作者: Mo Willems
- 出版社/メーカー: Walker & Company
- 発売日: 2012/05/01
- メディア: ペーパーバック
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このシリーズは子どもが本当に大好きで全巻読みました。
こんな仲良しがいたら、ほんとうに毎日楽しいよね、というピギーとジェラルドの関係が素敵です。
相手のことが大好きすぎて嫉妬しちゃったりするのもとてもかわいい。
基本的には2人の会話でお話が進んでいくのですが、これがいつもくすっと笑えて心温まる内容なのです。
こんな単純な英語でこんな素敵な物語が書けるんだなー、と思います。
Don't Let the Pigeon Drive the Bus
- 作者: Mo Willems
- 出版社/メーカー: Walker Books Ltd
- 発売日: 2004/07/05
- メディア: ペーパーバック
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これもMo Willemsの本です。
このPigeonシリーズが彼の代表作のようです。
Pigeonがあの手この手で説得しようとする様が笑えます。
まるで口が達者なわがままな子どものようです。
この2冊以外でもMo Willemsの絵本はどれもおすすめです。
Pete the Cat I Love My White Shoes
- 作者: Eric Litwin,James Dean
- 出版社/メーカー: HarperCollins Children's Books
- 発売日: 2014/05/08
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小学校で歌も習ったよ、と言っていました。
これもたくさんシリーズが出ています。
こちら↑で歌やビデオが見られます。
The Cat in the Hat (Dr Seuss - Green Back Book)
- 作者: Dr. Seuss
- 出版社/メーカー: HarperCollins Children's Books
- 発売日: 2003/05/06
- メディア: ペーパーバック
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Green Eggs and Ham (Beginner Books(R))
- 作者: Dr. Seuss
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 1960/08/12
- メディア: ハードカバー
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Dr.Seuss、アメリカの小学校では読んでいることが当然、という扱いでした。
Dr.Seussの日、という学校行事まであり、Cat in the hatの帽子を作ったり、Dr.Seussの本の中で何が好きか投票したり、先生が物語の中に出てくる生き物の仮装をしたりしていました。
Dr.Seussの本は言葉遊びの要素が強いので、本当の初心者には意味が分かりづらかったりするのですが(架空の生き物とかいっぱい出てくるし)、少し英語に慣れてきたら読むべき本です。
その他、
I CAN READシリーズ
Step into readingシリーズ
等の一番簡単なレベルの本を読むといいかと思います。
色んなタイトルが出ているので、まずは子どもの好きなキャラクターの本を読むと楽しめるかもしれません。
どうぞお子さんと楽しい読書の時間が持てますように!