うちの息子は怖がりだ。
昼間でも一人でトイレに行けないぐらい。
それが昨日急にオバケ大好きになった。
こういう経緯だ。
息子「オバケいたらどうしよう??((((;´・ω・`)))」
私「まず写真撮ろう。珍しいから。あと、お化け見たい人から入場料をとってお化け屋敷するといいね。儲かるで〜」
息子「うん.:*・'(*°▽°*)'・*:.。」
正直そんなに単純とは思わなかったので驚いた。
今まで、
「オバケなんかおらへん!もうすぐ年長さんやのに一人でトイレ行けへんと恥ずかしいで(# ゚Д゚) !」
という対応していた。
今日はたまたま私がちょっと疲れてたので、適当に「オバケ屋敷ビジネス」を語っただけだ。
それが効いた。
息子は空きビンに紙をまいた「オバケつかまえそうち」をテレビの裏に設置した。
息子「これを1にち3かい、かんさつする。それで、オバケつかまえて、オバケやしきして、おかねもらう。」
私「お金かせいで何買うの?」
息子「ハムスター!」
私「イイネ!! あ、むしろオバケ飼えば?ハムスターより珍しいし死なへんし。水槽で飼えるかな?」
息子「オバケかう!ん〜、すいそうでかえるな!そとかんをだすために、つちをすいそうのはんぶんぐらいまでいれて、おちばをちょっとだけしきつめて、こえだなどをさす。えさは、しょくぶつのたねを、1日にスプーン2はいぐらいやな!」
と、どんどん妄想が広がっていく。
この方法は大人にも応用できるかもしれない。
例えばこんな感じに。
「入試失敗したらどうしよう」→「とりあえず半年ぐらい海外ブラブラしたら英語力つくかも!」
「老後の資金が」→「ホームレスしながら小説書いて芥川賞めざそう!」
「あの子に嫌われたらどうしよう」→「虫ケラのように扱われたらむしろ興奮するかも!」
最悪の事態を想定し、それに対するポジティブな妄想をすることで、恐怖を克服する。
実際その立場に立っておんなじ事ができるかっていうと、別問題だし、回避できる不幸は回避したほうがベターだ。
だけど悩んでも仕方ないことを悩んで、今を全力で楽しめないなら思い出してほしい。
オバケを飼おうと思った怖がりの男の子のことを。
オバケなんかいるさ♪