- Q2.1:標高と海抜の違いは何ですか?
- Q2.2:自宅の標高が知りたいのですが?
- Q2.3:地図から土地の高さを読む方法を教えてください
- Q2.4:全国の都道府県市区町村別の面積を教えてください
- Q2.5:全国都道府県市区町村別面積調はどのような資料をもとに算出しているのですか?
- Q2.6-1:丘と山を区別する基準は何ですか?
- Q2.6-2:山の始まりは,どこですか?
- Q2.7:湖,沼,池の違いは何ですか?
- Q2.8:山地,山脈,高地等の違いは何ですか?
- Q2.9:島とは何ですか?
- Q2.10:諸島,群島,列島の違いは何ですか?
- Q2.11:地図の上方はなぜ北なのですか?
- Q2.12:日本の最東端,最西端,最南端,最北端を教えてください
- Q2.13:居住地の昔の地形を教えてください
- Q2.14:日本の島の数は?
- Q2.15:日本で一番低い山,高い山を教えてください
- Q2.16:県境,市町村の境界は,誰が決めるのですか?
- Q2.17:富士山頂の行政界は決まっていますか.また,山頂はどこに属しているのですか?
- Q2.18:日本の湖沼の面積,深さを教えてください
- Q2.19:地理院地図(旧電子国土ポータル)の地図をダウンロードして使う方法を教えてください
- Q2.20:自宅とつくば市全域が載っている2万5千分1地形図の図名を教えてください
- Q2.21:地図の次期刊行予定を知りたいのですが?
- Q2.22:島の面積を知りたいのですが?
- Q2.23:海岸線は,干潮時か満潮時,いずれを表示しているのですか?
- Q2.24:地形図の高さの基準を知りたいのですが?
- Q2.25:地形図番号は何によって決められていますか?
- Q2.26:地形図からの偏角の求め方を教えてください
- Q2.27:2万5千分1地形図において,隣接する地形図が重複しているのはどうしてなのか?
- Q2.28:2万5千分1地形図の更新はどのくらいでされるのですか?
- Q2.29:地形図・空中写真の間違えを見つけたのですが?
- Q2.30:地名(山の名前)の読み方を教えてください
- Q2.31:国土地理院で刊行している地形図の種類を教えてください
- Q2.32:地名は,誰が決めるのですか?
- Q2.33:地図の大きさが「柾判」である理由と由来は?
- Q2.34:紙地図の大きさと種類を教えてください
- Q2.35:地形図に山の名前が表記されていません.どうしたら表記されるのでしょうか?
- Q2.36:国土地理院で刊行している地図は,どのような図法を使用していますか?
- Q2.37:2万5千分1地形図が変わるとのことですが,どのように変わったのですか?
A2.1
高さの表現には,「標高」と「海抜」があります.
日本の土地の測量(地図)での高さは「標高」で表し,東京湾平均海面(1873年から1879年の平均潮位)を基準(標高0m)として測っています.
「海抜」は,本来は近傍の海からの高さで表しますが,一般には標高と同じように使われています.
平均海面は,地形や海流などの関係で場所によって異なります.
日本周辺では,東京湾の平均海面を基準にすると,東北・北陸・山陰・九州地方の日本海側が高く,北海道・東北・関東地方の太平洋側が低くなっていますが,日本の高さの基準としては,離島(りとう)などの特別な場合のほかは,東京湾における平均海面を基準として高さを表すことが定められています.
高さの表現には,「標高」と「海抜」があります.
日本の土地の測量(地図)での高さは「標高」で表し,東京湾平均海面(1873年から1879年の平均潮位)を基準(標高0m)として測っています.
「海抜」は,本来は近傍の海からの高さで表しますが,一般には標高と同じように使われています.
平均海面は,地形や海流などの関係で場所によって異なります.
日本周辺では,東京湾の平均海面を基準にすると,東北・北陸・山陰・九州地方の日本海側が高く,北海道・東北・関東地方の太平洋側が低くなっていますが,日本の高さの基準としては,離島(りとう)などの特別な場合のほかは,東京湾における平均海面を基準として高さを表すことが定められています.
A2.5
HPで公開している全国都道府県市区町村別面積調は,昭和63年10月1日時点の2万5千分1地形図に表示されていた海岸線と行政界で囲まれた地域を対象に計測した面積をもとに,それ以降の変化を加減して算定していました.
平成26年10月1日現在の面積からは,計測方法を変更し最新のデジタル地図(電子国土基本図)の座標値を用いて計算し,より正確な面積を算出しています.
HPで公開している全国都道府県市区町村別面積調は,昭和63年10月1日時点の2万5千分1地形図に表示されていた海岸線と行政界で囲まれた地域を対象に計測した面積をもとに,それ以降の変化を加減して算定していました.
平成26年10月1日現在の面積からは,計測方法を変更し最新のデジタル地図(電子国土基本図)の座標値を用いて計算し,より正確な面積を算出しています.
A2.6-1
国土地理院では定義はしていません.
辞典等によりますと,丘は,その周囲より高いが,山よりは低くかつ傾斜のゆるやかな地形である.山と丘の区別は明確ではなく,この定義に当てはまる地形であっても「山」あるいは「山岳」と呼ばれる場合もあります.
国土地理院では定義はしていません.
辞典等によりますと,丘は,その周囲より高いが,山よりは低くかつ傾斜のゆるやかな地形である.山と丘の区別は明確ではなく,この定義に当てはまる地形であっても「山」あるいは「山岳」と呼ばれる場合もあります.
A2.6-2
山というのは,周りに比べて地面が盛り上がって高くなっているところと言われています.よって,山の始まりは平らな地面が盛り上がり始めたところと考えられます.
ただし,それぞれの山によって異なりますので,地面の高さが標高○○m以上とか,地面の傾斜が○○度以上になったらというようには決めることはできません.
もしあなたが,山の始まりはどこ?という興味をもったなら,その山の前に立って,この辺が山の始まりかなというところを感じて探してみてください.
山というのは,周りに比べて地面が盛り上がって高くなっているところと言われています.よって,山の始まりは平らな地面が盛り上がり始めたところと考えられます.
ただし,それぞれの山によって異なりますので,地面の高さが標高○○m以上とか,地面の傾斜が○○度以上になったらというようには決めることはできません.
もしあなたが,山の始まりはどこ?という興味をもったなら,その山の前に立って,この辺が山の始まりかなというところを感じて探してみてください.
A2.7
湖沼等の用語については,厳密に区分することは困難ですが,スイスの湖沼学者フォーレル(1841-1912年)は,湖沼の深さと水中植物の分布状況から次のように区分しています.
湖:水深が大きく,植物は湖岸に限られ,中央に深い所には沈水植物を見ないもの
沼:湖より浅く,最深部まで沈水植物が繁茂するもの.
池:通常,湖や沼の小さなものをいい,特に人工的に作ったもの
上記の定義による代表的な例には
湖・・・琵琶湖,摩周湖,田沢湖等
沼・・・印旛沼,伊豆沼等
池・・・満濃池等
などがあげられますが,地域の資源としてイメージアップするなど,呼称の変更(沼 → 湖)もあり,旧地名から考察する必要もあります.
また,ダムによってできた池でも「○○湖」と名前がつけられており,地図では,上記の区分と関係なく,その土地で実際に呼ばれている名称が記載されています.
湖沼等の用語については,厳密に区分することは困難ですが,スイスの湖沼学者フォーレル(1841-1912年)は,湖沼の深さと水中植物の分布状況から次のように区分しています.
湖:水深が大きく,植物は湖岸に限られ,中央に深い所には沈水植物を見ないもの
沼:湖より浅く,最深部まで沈水植物が繁茂するもの.
池:通常,湖や沼の小さなものをいい,特に人工的に作ったもの
上記の定義による代表的な例には
湖・・・琵琶湖,摩周湖,田沢湖等
沼・・・印旛沼,伊豆沼等
池・・・満濃池等
などがあげられますが,地域の資源としてイメージアップするなど,呼称の変更(沼 → 湖)もあり,旧地名から考察する必要もあります.
また,ダムによってできた池でも「○○湖」と名前がつけられており,地図では,上記の区分と関係なく,その土地で実際に呼ばれている名称が記載されています.
A2.8
国土地理院で使用している主要自然地域名称図(昭和29年 地理調査所)によると,次のように定義しています.
【自然地域の種類と定義】
山地:地殻の突起部をいい,総括的な意味を持つものをいう.
山脈:特に顕著な脈状をなす山地をいう.
高地:起伏はさほど大きくないが,谷の発達が顕著であり,表面のおしなべて平坦な山地を特に高地という.
高原:平坦な表面を持ち,比較的小起伏で,谷の発達が余り顕著でなく,表面まで居住が営まれている山地をいう.
丘陵:小起伏の低山性の山地をいう.
平野:海に臨む平地をいう.
盆地:周囲を山地に囲まれた平地をいう.
台地:平野及び盆地のうち,一段と高い台状の地域をいう.
半島:陸地における水平肢節の突起部をいう.
諸島:二つ以上の島の集団をいい,列状をなすものを列島という.
国土地理院で使用している主要自然地域名称図(昭和29年 地理調査所)によると,次のように定義しています.
【自然地域の種類と定義】
山地:地殻の突起部をいい,総括的な意味を持つものをいう.
山脈:特に顕著な脈状をなす山地をいう.
高地:起伏はさほど大きくないが,谷の発達が顕著であり,表面のおしなべて平坦な山地を特に高地という.
高原:平坦な表面を持ち,比較的小起伏で,谷の発達が余り顕著でなく,表面まで居住が営まれている山地をいう.
丘陵:小起伏の低山性の山地をいう.
平野:海に臨む平地をいう.
盆地:周囲を山地に囲まれた平地をいう.
台地:平野及び盆地のうち,一段と高い台状の地域をいう.
半島:陸地における水平肢節の突起部をいう.
諸島:二つ以上の島の集団をいい,列状をなすものを列島という.
A2.9
領海及び接続水域に関する条約では,「島とは,自然に形成された陸地であつて,水に囲まれ,高潮時においても水面上にあるものをいう.」と定義されています.一般的には,「まわりを海(海水)や湖(湖水)で囲まれた陸地」と内陸部のものを含んで定義しています.
なお,地形図では満潮時の正射影を表示しています.
領海及び接続水域に関する条約では,「島とは,自然に形成された陸地であつて,水に囲まれ,高潮時においても水面上にあるものをいう.」と定義されています.一般的には,「まわりを海(海水)や湖(湖水)で囲まれた陸地」と内陸部のものを含んで定義しています.
なお,地形図では満潮時の正射影を表示しています.
A2.10
二つ以上の島の分散の度合いにより,集団をなすものを諸島,そのうち,塊状をなすものを群島,同様に列状をなすものを列島と呼んでいます.
諸島と群島は別称でありますが,概念としては同じであるといわれ,群島は,「字」に近い用いられ方をしており,地元で呼ばれている名称が尊重されるため,ときに諸島であったり,群島であったり,統一した呼称として定義するのは困難といわれています.
二つ以上の島の分散の度合いにより,集団をなすものを諸島,そのうち,塊状をなすものを群島,同様に列状をなすものを列島と呼んでいます.
諸島と群島は別称でありますが,概念としては同じであるといわれ,群島は,「字」に近い用いられ方をしており,地元で呼ばれている名称が尊重されるため,ときに諸島であったり,群島であったり,統一した呼称として定義するのは困難といわれています.
A2.11
「地図の上方が北」になった理由については定説はありませんが,国土地理院をはじめとして,外国の政府機関が発行している地図は,ほとんどが上方を北にしています.これは,地図作りのルールというよりも,磁石を用いて測量を行っていた経緯と磁石の針が北を指すことが下地となり,上方が北の地図は北極星を利用するとき便利だからという説があります.
しかし,例外はいくつかあります.南半球のオーストラリアでは,上方が南の地図が作られたこともありますし,国土地理院でも図郭,包括する地域の大きさ,縮尺,地図用紙の規格等から10万分1の集成図(東京とその周辺,札幌とその周辺)で,やや方位を傾けたものを作成したこともあります.
この場合には,勿論,経緯線を表示するか,方位記号を表示します.
「地図の上方が北」になった理由については定説はありませんが,国土地理院をはじめとして,外国の政府機関が発行している地図は,ほとんどが上方を北にしています.これは,地図作りのルールというよりも,磁石を用いて測量を行っていた経緯と磁石の針が北を指すことが下地となり,上方が北の地図は北極星を利用するとき便利だからという説があります.
しかし,例外はいくつかあります.南半球のオーストラリアでは,上方が南の地図が作られたこともありますし,国土地理院でも図郭,包括する地域の大きさ,縮尺,地図用紙の規格等から10万分1の集成図(東京とその周辺,札幌とその周辺)で,やや方位を傾けたものを作成したこともあります.
この場合には,勿論,経緯線を表示するか,方位記号を表示します.
A2.12
日本の東西南北端点の経度緯度を参考にして下さい。
日本の東西南北端点の経度緯度を参考にして下さい。
区分 | 場所 | 緯度(北緯) | 経度(東経) |
---|---|---|---|
最北端 | 北海道 択捉島 | 45度33分26秒 | 148度45分08秒 |
最東端 | 東京都 南鳥島 | 24度16分59秒 | 153度59分11秒 |
最南端 | 東京都 沖ノ鳥島 | 20度25分31秒 | 136度04分11秒 |
最西端 | 沖縄県 与那国島 | 24度26分58秒 | 122度56分01秒 |
A2.13
明治時代から作成された地図(旧版地図)を参考にしてください.
ホームページでは閲覧出来ませんので,居住地を管轄している各地方測量部又は国土地理院サービス館の窓口に出向いて確認してください.
なお,関東地区及び近畿地区では,明治13年・23年に作成された地図から,当時の低湿地の分布を抽出した「明治前期の低湿地データ」をホームページで閲覧することができますので御利用ください.
「明治前期の低湿地データ」は,地理院地図から地図を表示させ,地図の左枠側の項目選択で,「明治前期の低湿地」のラジオボタンにチックを入れると,提供している地域が表示されます.
知りたい場所が特定できるように,地図を拡大して表示させることにより確認出来ます.
※凡例は,地図の右下に明治前期の低湿地[凡例]のボタンがありますので,押して御確認ください.
明治時代から作成された地図(旧版地図)を参考にしてください.
ホームページでは閲覧出来ませんので,居住地を管轄している各地方測量部又は国土地理院サービス館の窓口に出向いて確認してください.
なお,関東地区及び近畿地区では,明治13年・23年に作成された地図から,当時の低湿地の分布を抽出した「明治前期の低湿地データ」をホームページで閲覧することができますので御利用ください.
「明治前期の低湿地データ」は,地理院地図から地図を表示させ,地図の左枠側の項目選択で,「明治前期の低湿地」のラジオボタンにチックを入れると,提供している地域が表示されます.
知りたい場所が特定できるように,地図を拡大して表示させることにより確認出来ます.
※凡例は,地図の右下に明治前期の低湿地[凡例]のボタンがありますので,押して御確認ください.
A2.14
「島」とは,自然に形成された陸地であって,水に囲まれ高潮時においても水面上にあるものをいう.(国連海洋法条約第121条)
日本沿岸における外周0.1km以上の島の数は,6,852島です.また,日本で一番島の数が多い県は長崎県で,971島,次いで鹿児島県が605島,北海道が508島となっています.(昭和62年海上保安の現況)また,人が住んでいる島の数は425島です(昭和57年日本島嶼一覧).
市区町村面積調べによる1平方キロメートル以上の島の数は336島
内訳:北海道21,東北8,関東24,北陸3,中部3,近畿10,中国64,四国48,九州109,沖縄46(全国都道府県市区町村別面積調平成25年版)
「島」とは,自然に形成された陸地であって,水に囲まれ高潮時においても水面上にあるものをいう.(国連海洋法条約第121条)
日本沿岸における外周0.1km以上の島の数は,6,852島です.また,日本で一番島の数が多い県は長崎県で,971島,次いで鹿児島県が605島,北海道が508島となっています.(昭和62年海上保安の現況)また,人が住んでいる島の数は425島です(昭和57年日本島嶼一覧).
市区町村面積調べによる1平方キロメートル以上の島の数は336島
内訳:北海道21,東北8,関東24,北陸3,中部3,近畿10,中国64,四国48,九州109,沖縄46(全国都道府県市区町村別面積調平成25年版)
A2.17
富士山頂は富士宮市,鳴沢村,小山町,富士吉田市,御殿場市,富士市等に関わりますが,富士宮市と鳴沢村及び小山町と富士吉田市の行政界は未確定ですので,山頂がどこに属するのかは確定していません.
富士山頂は富士宮市,鳴沢村,小山町,富士吉田市,御殿場市,富士市等に関わりますが,富士宮市と鳴沢村及び小山町と富士吉田市の行政界は未確定ですので,山頂がどこに属するのかは確定していません.
A2.20
つくば市全域が,カバーされている図名は,地図の図名検索サイトから,キーワードの欄に市町村名を入力して検索します.エラー表示された場合はリロードしてください.
また、地理院地図の左上アイコン「情報」から「表示できる情報」>「地図・空中写真」>「2万5千分1地形図郭」で地理院地図上に2万5千分1地形図郭と図名が表示されます.
つくば市全域が,カバーされている図名は,地図の図名検索サイトから,キーワードの欄に市町村名を入力して検索します.エラー表示された場合はリロードしてください.
また、地理院地図の左上アイコン「情報」から「表示できる情報」>「地図・空中写真」>「2万5千分1地形図郭」で地理院地図上に2万5千分1地形図郭と図名が表示されます.
A2.21
毎月15日更新の新刊地図情報をご覧ください.
刊行されている地図の他に,電子版として最新の電子国土基本図を使用した電子地形図25000があります.
従来,刊行されている地形図では,範囲や大きさが決まったものしか購入できませんでしたが,電子地形図25000では,以下の項目について選択して購入することができます.
毎月15日更新の新刊地図情報をご覧ください.
刊行されている地図の他に,電子版として最新の電子国土基本図を使用した電子地形図25000があります.
従来,刊行されている地形図では,範囲や大きさが決まったものしか購入できませんでしたが,電子地形図25000では,以下の項目について選択して購入することができます.
- 図の中心位置
- 画像ファイルの形式(JPG,TIFF,PDF)
- 画像のサイズ(A4,A3,A2,A1(A2サイズ2面分貼り合せ,A0(A2サイズ4面分貼り合せ))と向き(縦,横)又は2次メッシュ単位
- 道路・鉄道の表現方法
- 付属情報(送電線,記念碑等)の表示の有無
A2.22
「GIS・国土の情報」の項目で,「全国都道府県市区町村面積」の島の面積(平成26年10月1日現在)で御確認ください.
詳細については,海上保安庁海洋情報部海の相談室(03・5500・7155)又は日本離島センター(03・3591・1151)へお問い合わせください.
「GIS・国土の情報」の項目で,「全国都道府県市区町村面積」の島の面積(平成26年10月1日現在)で御確認ください.
詳細については,海上保安庁海洋情報部海の相談室(03・5500・7155)又は日本離島センター(03・3591・1151)へお問い合わせください.
A2.25
地形図の番号は,「NJ・54・24・2・1」のように表示されている場合は,次のように定められています.
番号の内「NJ・54」は,1/100万国際図の区画(緯度差4度,経度差6度)に付した番号で,国際基準にもとづいています.
Nは北半球を表し,Jは赤道から北へ4度毎の緯度帯につけたAから始まるアルファッベット記号,54は経度180度の経線から東回り6度毎の経度帯に付けた数号を表します.
24は,1/100万国際図(NJ・54)の各辺を6等分し,緯度差40分,経度差1度(1/20万地勢図の図郭の大きさ)に36分割した1/20万地勢図の番号を表します.
2は,1/20万地勢図(NJ・54・24)の各辺を4等分し,緯度差10分,経度差15分(1/5万地形図の図郭の大きさ)に15分割した1/5万地形図の番号を表します.
1は,1/5万地形図(NJ・54・24・2)の各辺を2等分し,緯度差5分,経度差7分30秒(1/2.5万地形図の図郭の大きさ)に4分割した1/2.5万地形図の番号を表します.
地形図の番号は,「NJ・54・24・2・1」のように表示されている場合は,次のように定められています.
番号の内「NJ・54」は,1/100万国際図の区画(緯度差4度,経度差6度)に付した番号で,国際基準にもとづいています.
Nは北半球を表し,Jは赤道から北へ4度毎の緯度帯につけたAから始まるアルファッベット記号,54は経度180度の経線から東回り6度毎の経度帯に付けた数号を表します.
24は,1/100万国際図(NJ・54)の各辺を6等分し,緯度差40分,経度差1度(1/20万地勢図の図郭の大きさ)に36分割した1/20万地勢図の番号を表します.
2は,1/20万地勢図(NJ・54・24)の各辺を4等分し,緯度差10分,経度差15分(1/5万地形図の図郭の大きさ)に15分割した1/5万地形図の番号を表します.
1は,1/5万地形図(NJ・54・24・2)の各辺を2等分し,緯度差5分,経度差7分30秒(1/2.5万地形図の図郭の大きさ)に4分割した1/2.5万地形図の番号を表します.
A2.26
地形図の枠外に磁針方位が表示されています.地理院地図の画面右上「機能」から「表示」>「磁北線」で地理院地図に磁北線を重ねて表示が可能です.
また,地磁気値を求めるサイトで計算することもできます.
地形図の枠外に磁針方位が表示されています.地理院地図の画面右上「機能」から「表示」>「磁北線」で地理院地図に磁北線を重ねて表示が可能です.
また,地磁気値を求めるサイトで計算することもできます.
A2.27
平成14年に測量法が改正され,座標系が日本測地系から世界測地系に切り替えられました.この結果,座標が従来より東南の方向に移動することになりました.地形図を順次世界測地系に移行するため,従来の図郭のままだと空白部が生じることになるため重複部を表示しています.重複部の範囲は,経度方向については緯度により異なりますが,緯度方向については,図郭の上辺と下辺に20秒の重複部を持たせています.
平成14年に測量法が改正され,座標系が日本測地系から世界測地系に切り替えられました.この結果,座標が従来より東南の方向に移動することになりました.地形図を順次世界測地系に移行するため,従来の図郭のままだと空白部が生じることになるため重複部を表示しています.重複部の範囲は,経度方向については緯度により異なりますが,緯度方向については,図郭の上辺と下辺に20秒の重複部を持たせています.
A2.28
鉄道,高速道路等の大規模プロジェクトが完成した場合は,ただちに地形図を修正しています.他の項目についても,地域の変化にできるだけ早く対応して最新の地図を刊行できるようにしています.
刊行されている2万5千分1地形図の他に,電子版として最新の電子国土基本図を使用した電子地形図25000があります.
従来,刊行されている地形図では,範囲や大きさが決まったものしか購入できませんでしたが,電子地形図25000では,以下の項目について選択して購入することができます.
鉄道,高速道路等の大規模プロジェクトが完成した場合は,ただちに地形図を修正しています.他の項目についても,地域の変化にできるだけ早く対応して最新の地図を刊行できるようにしています.
刊行されている2万5千分1地形図の他に,電子版として最新の電子国土基本図を使用した電子地形図25000があります.
従来,刊行されている地形図では,範囲や大きさが決まったものしか購入できませんでしたが,電子地形図25000では,以下の項目について選択して購入することができます.
- 図の中心位置
- 画像ファイルの形式(JPG,TIFF,PDF)
- 画像のサイズ(A4,A3,A2,A1(A2サイズ2面分貼り合せ,A0(A2サイズ4面分貼り合せ))と向き(縦,横)又は2次メッシュ単位
- 道路・鉄道の表現方法
- 付属情報(送電線,記念碑等)の表示の有無
A2.29
地形図(Web地図・電子地形図)の指摘につきましては,こちらの問合せフォームから,
地形図(紙地図)の指摘につきましては,こちらの問合せフォームから,
空中写真の指摘につきましては,こちらの問合せフォームからご連絡くださるようお願いいたします.
地形図(Web地図・電子地形図)の指摘につきましては,こちらの問合せフォームから,
地形図(紙地図)の指摘につきましては,こちらの問合せフォームから,
空中写真の指摘につきましては,こちらの問合せフォームからご連絡くださるようお願いいたします.
A2.31
国土地理院の刊行物は,日本地図センターで扱っていますので,次の日本地図センターのホームページで種類を御確認ください.
紙地図
数値地図
空中写真
なお,国土地理院で公開している測量成果(地図)等は,地理空間情報ライブラリーのカタログにて御確認ください.
国土地理院の刊行物は,日本地図センターで扱っていますので,次の日本地図センターのホームページで種類を御確認ください.
紙地図
数値地図
空中写真
なお,国土地理院で公開している測量成果(地図)等は,地理空間情報ライブラリーのカタログにて御確認ください.
A2.33
明治21年(1888)に「地図払い下げ規則」が定められ,地図の一般販売が認められたことから,用紙の本格的抄造が財務省印刷局(当時の印刷局抄造部)で開始されました.この地図用紙の大きさは,20万分1帝国図(現在の地勢図)で 1°と40′の経緯度を包容することを前提とし,その寸法を 58.0×46.0cm と定め,これを「柾判」と称しました.
明治21年(1888)に「地図払い下げ規則」が定められ,地図の一般販売が認められたことから,用紙の本格的抄造が財務省印刷局(当時の印刷局抄造部)で開始されました.この地図用紙の大きさは,20万分1帝国図(現在の地勢図)で 1°と40′の経緯度を包容することを前提とし,その寸法を 58.0×46.0cm と定め,これを「柾判」と称しました.
A2.34
紙地図の大きさと種類については,次のとおりです.
なお,詳細については,刊行地図の種類と価格にて御確認ください.
紙地図の大きさと種類については,次のとおりです.
なお,詳細については,刊行地図の種類と価格にて御確認ください.
規格 | 大きさ | 種類 |
---|---|---|
柾判 | 46.0×58.0cm | 2万5千分1地形図,5万分1地形図,20万分1地勢図等 |
四六半裁判 | 52.0×73.8cm | 1万分1地形図,10万分1集成図等 |
菊判 | 63.6×93.9cm | 2万5千分1集成図,5万分1集成図等 |
四六判 | 78.8×109.1cm | 50万分1地方図,100万分1日本,500万分1日本とその周辺等 |
A2.35
山の名称は,市区町村からの資料に基づき,主要なものをその山頂部に対して表記しています.
よって,名称を表記する山は,市区町村からの資料に記載され,かつ主要なものである必要があります.
山の名称は,市区町村からの資料に基づき,主要なものをその山頂部に対して表記しています.
よって,名称を表記する山は,市区町村からの資料に記載され,かつ主要なものである必要があります.
A2.36
地図の種類 | 図法 |
---|---|
1:2,500 国土基本図 | 横メルカトル図法平面直角座標系 |
1:5,000 国土基本図 | 横メルカトル図法平面直角座標系 |
1:10,000 地形図 | ユニバーサル横メルカトル図法(平面直角座標系の表示もある)[ガウス・クリューゲル図法UTM座標系] |
1:25,000 地形図 | ユニバーサル横メルカトル図法[同上] |
1:50,000 地形図 | ユニバーサル横メルカトル図法[同上] |
1:200,000 地勢図 | ユニバーサル横メルカトル図法[同上]または多面体図法(一部) |
1:500,000 地方図 | 正角割円錐図法(2標準緯線) |
1:1,000,000 国際図 | 正角割円錐図法(2標準緯線) |
1:1,000,000 日本 | 正角割円錐図法(2標準緯線) |
1:3,000,000 日本とその周辺 | 斜軸正角割円錐図法(2標準線) |
1:5,000,000 日本とその周辺 | 正距方位図法(投影中心は東京) |
地理院地図(旧電子国土ポータル) | Web Mercator投影法(WGS84/GRS80の長半径を半径とした真球をメルカトル投影したもの) |
A2.37
国土地理院では,長年にわたって親しまれてきました3色刷の2万5千分1地形図(印刷図)をおよそ50年ぶりに一新しました.
多彩な色で表現した新しいタイプの2万5千分1地形図(印刷図)は,平成25年11月1日より刊行を開始し,順次刊行範囲を全国に広げております.
詳しい情報は新しいタイプの2万5千分1地形図(印刷図)をご覧ください.
新しいタイプの2万5千分1地形図(印刷図)の刊行状況は,日本地図センターの国土地理院刊行地図一覧図で確認できます.
国土地理院では,長年にわたって親しまれてきました3色刷の2万5千分1地形図(印刷図)をおよそ50年ぶりに一新しました.
多彩な色で表現した新しいタイプの2万5千分1地形図(印刷図)は,平成25年11月1日より刊行を開始し,順次刊行範囲を全国に広げております.
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お問い合わせ
地図(数値地図)に関する質問等は,問合せフォームからお願いいたします.
なお,一般的な質問等は,各地方測量部又は以下の広報広聴室の窓口でも受け付けています.
広報広聴室
TEL:029-864-4462
029-864-5953
FAX:029-864-6441
(土日祝祭日,年末年始を除く 8時30分から12時00分,13時00分から17時15分)
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