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韓国国防省 北朝鮮のミサイル技術は安定性高まる2月9日 16時08分
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北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイルについて、韓国の国防省は9日、射程がアメリカ東海岸に到達する1万2000キロで、前回、2012年12月に発射されたミサイルと同じタイプだと推定されるとして、「2回続けて発射することで北のミサイル技術は安定性が高まった」という見方を示しました。
北朝鮮が7日、「人工衛星の打ち上げ」と称して発射した事実上の長距離弾道ミサイルについて、韓国国防省は9日、これまでの分析結果を発表し、射程がアメリカ東海岸に到達する1万2000キロと推定されることを明らかにしました。
また、ミサイルの長さなど形状は、前回、2012年12月に発射された長距離弾道ミサイルとほぼ同じだったほか、発射角度や飛行ルート、それに1段目を切り離した地点なども前回と似ていると分析しています。
そのうえで、韓国国防省は「同じタイプのミサイルを2回続けて発射することで北のミサイル技術の安定性が高まった」という見方を示しました。
さらに、北朝鮮が「人工衛星」だと称する物体については、地球を周回する軌道に達しているものの、これまでのところ信号は確認されていないとしています。
一方、韓国国防省は、南部・チェジュ(済州)島の沖合ですでに回収した、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる物体の写真3枚を公開しました。物体は、長さがおよそ2メートルで、表面に焼け焦げたような痕があるほか、ハングルと7桁の数字が書き込まれていて、韓国軍が分析を進めています。
また、ミサイルの長さなど形状は、前回、2012年12月に発射された長距離弾道ミサイルとほぼ同じだったほか、発射角度や飛行ルート、それに1段目を切り離した地点なども前回と似ていると分析しています。
そのうえで、韓国国防省は「同じタイプのミサイルを2回続けて発射することで北のミサイル技術の安定性が高まった」という見方を示しました。
さらに、北朝鮮が「人工衛星」だと称する物体については、地球を周回する軌道に達しているものの、これまでのところ信号は確認されていないとしています。
一方、韓国国防省は、南部・チェジュ(済州)島の沖合ですでに回収した、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる物体の写真3枚を公開しました。物体は、長さがおよそ2メートルで、表面に焼け焦げたような痕があるほか、ハングルと7桁の数字が書き込まれていて、韓国軍が分析を進めています。