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日米首脳 安保理で北朝鮮に厳しい制裁決議を
2月9日 12時18分

日米首脳 安保理で北朝鮮に厳しい制裁決議を
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安倍総理大臣は、北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルを発射したことを受けて、アメリカのオバマ大統領と電話で会談し、北朝鮮に対し国連の安全保障理事会で厳しい制裁決議を迅速に採択する必要があるという認識で一致しました。
この中で安倍総理大臣は、「北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射は、日本およびアメリカの安全への直接的かつ重大な脅威で、国際社会の平和と安全を著しく損なうものだ。このような危険な挑発行為に何としても歯止めをかけなければいけない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「国際社会が断固たる対応を示すことが不可欠だ。今後も日米韓をはじめとする各国の強固な連携により、強い決議の迅速な採択に向けてプロセスを加速していきたい」と述べました。
これに対し、オバマ大統領は「北朝鮮によるミサイル発射と核実験は、ともに挑発的行為であり、国連の安全保障理事会の複数の決議に違反するものだ。今こそアクションを起こす必要があり、早く決議を出すことが重要だ」と述べ、両首脳は北朝鮮に対し国連安保理で厳しい制裁決議を迅速に採択する必要があるという認識で一致しました。
また、安倍総理大臣は「日本は拉致、核、ミサイルの問題の包括的解決のため、わが国独自の措置をとることにしている」と述べ、日本独自の制裁を強化する考えを伝えました。
一方、オバマ大統領は「こういった脅威と挑発にアメリカは日本と肩を並べていく。安全保障上のコミットメントは揺るがない。同盟国を守る用意がある」と述べ、両首脳は日本、アメリカ、韓国の3か国で緊密に連携していくことを確認しました。

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