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 東京モノレールは14日、モノレール浜松町駅ビル(東京都港区)の北口屋内階段で、階段裏を覆うモルタルが直径2メートル、厚さ1センチの円形にはがれ、約4・5メートル下の階段上に落下したと発表した。当時、通行人はなく、けが人はいないという。

 同社によると、同日午前10時20分ごろ、1階と2階をつなぐ階段裏のモルタルが1階と地下1階をつなぐ階段中央に落下した。2013年2月にこの階段の塗装工事をした際には異常がなかったという。

 建物は1964年のモノレール開業にあわせてつくられ、東京モノレールは落下について「老朽化の可能性がある」としている。今後、3階まで続くこの階段の点検をする方針。