ここから本文です

ありがとう「青ガエル」 熊本に全国からファン

朝日新聞デジタル 2月14日(日)21時47分配信

 「青ガエル」の愛称で親しまれた元東急電鉄5000系車両が、熊本電鉄(熊本市)で14日夜、国内最後の営業運転を迎えた。「ラストラン」に、全国から集まったファンらが思いおもいに青ガエルとの別れを惜しみ、感謝の言葉を口にした。

【写真】ラストラン前、写真撮影会で「青ガエル」を囲むファンら=14日午後3時40分、熊本市北区の北熊本駅、大森浩志郎撮影

 同日午後9時すぎ、最後の便となる青ガエルが北熊本駅のホームに到着すると、大勢のファンらがカメラを構えてシャッターを切った。その後、熊本電鉄の職員から青ガエルの運転士に花束が贈られた。

 車内には、所狭しとファンのメッセージカードが飾られた。「鉄道を好きになったきっかけは青ガエルでした」「トンネルから出てくる青ガエルが好きでした」「可愛いお顔、いつまでも忘れません」……。小学校で「鉄道博士」と呼ばれているという熊本市東区の岡部蒼来(そら)くん(8)は「渋谷の駅前みたいにまた青ガエルを飾ってほしい。『いつもありがとう。またいつか会おう』って伝えたいです」。

朝日新聞社

最終更新:2月15日(月)0時0分

朝日新聞デジタル

本文はここまでです このページの先頭へ

お得情報

その他のキャンペーン