韓国軍 米と過去最大規模の訓練実施へ=宣伝放送も拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は、核実験強行に続き長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応として、来月7日から予定されている合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」を過去最大規模で実施する。韓国軍関係者が7日、伝えた。訓練には米原子力空母ジョン・C・ステニス戦闘団が参加する計画だ。

 通常、空母打撃群は原子力空母、原子力潜水艦、指揮艦、イージス艦隊などで構成される。空母には戦闘機をはじめ約70~80機の航空機が搭載される。

 キー・リゾルブとフォールイーグルに空母打撃群が投入されるのは異例。韓国軍関係者は「空母打撃群参加のほか、(例年に比べ)参加兵力は5750人、戦闘機は45機それぞれ増え、最大規模になる見通しだ」と話している。

 また、韓国軍は北朝鮮の4回目核実験への対抗措置として再開した拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送を拡大する方針だ。拡声器を追加し、放送時間を増やす予定だ。

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