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「青ガエル」 最後の運転終える2月14日 23時11分
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高度経済成長期に東京で活躍した電車、通称「青ガエル」が、全国で唯一運転されていた熊本県の熊本電鉄で14日に最後の運転を終え、多くの鉄道ファンが別れを惜しみました。
丸みを帯びた先頭の形と緑一色の特徴的な色づかいから「青ガエル」の愛称で親しまれる電車「初代5000形」は、昭和29年に渋谷と横浜を結ぶ東急電鉄の東横線に導入され、高度経済成長期には東京で活躍しましたが、その後、全国の私鉄に譲渡され、14日まで唯一、熊本電鉄で運転されました。
引退の日となった14日、ラストランを見届けようと、最後の電車が到着する熊本市の北熊本駅には全国からおよそ150人の鉄道ファンが集まりました。そして、午後9時すぎに最後の「青ガエル」が到着すると、詰めかけた多くのファンが一斉にカメラのシャッターを切りました。
最後の電車に乗った東京の71歳の男性は「小学4年生のとき、青ガエルが誕生し、駅に見に行った日を今でも思い出します。通学などでこれまで何度も乗りましたが、きょうは感無量です。長い間お疲れ様でしたと声をかけてあげたいです」と話していました。
熊本電鉄は、今後、「青ガエル」を北熊本駅で保存し、イベントなどで活用したいとしています。
引退の日となった14日、ラストランを見届けようと、最後の電車が到着する熊本市の北熊本駅には全国からおよそ150人の鉄道ファンが集まりました。そして、午後9時すぎに最後の「青ガエル」が到着すると、詰めかけた多くのファンが一斉にカメラのシャッターを切りました。
最後の電車に乗った東京の71歳の男性は「小学4年生のとき、青ガエルが誕生し、駅に見に行った日を今でも思い出します。通学などでこれまで何度も乗りましたが、きょうは感無量です。長い間お疲れ様でしたと声をかけてあげたいです」と話していました。
熊本電鉄は、今後、「青ガエル」を北熊本駅で保存し、イベントなどで活用したいとしています。