北朝鮮ミサイル 射程5500キロ以上のICBM級か

【ソウル聯合ニュース】韓国の国会国防委員会の野党幹事を務める「共に民主党」の尹厚徳(ユン・フドク)議員は7日、北朝鮮がこの日衛星打ち上げを称し事実上の長距離ミサイルを発射したことについて、韓国軍は衛星運搬ロケット「銀河3号」級の大陸間弾道ミサイル(ICBM)と判断していると伝えた。国会で開かれた同党の緊急会議で、合同参謀本部から報告を受けたとして明らかにした。

 尹氏は3段ミサイルと推定されると説明。1段目は北朝鮮に近い黄海の白ニョン島付近、2段目は済州島の西南方、3段目はレーダーから消えて確認できず、米国側と確認を進めているとした。射程距離は5500キロから1万キロとされ、銀河3号級と推定されるという。

 また、航空機との衝突や残骸の落下による被害はなく、ミサイルは韓国の領海と領空を飛行していないと判断しているという。

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