日光街道・幸手宿(1)幸手駅前の街並み
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【埼玉県幸手市 東武日光線・幸手駅】
日光街道の宿場町「幸手(さって)宿」として栄えた幸手市の中心街をシリーズでご案内してまいります。
江戸時代の幸手宿は江戸から六番目の宿駅にあたり、当時の人口は約4,000人を数えるなど往時はかなり大規模な宿場町であったと伝えられております。
東武日光線・幸手駅 駅の開業は昭和4年(1929)
駅舎は開業当時の建築なのだそうです。
幸手駅東口 駅前は大きな広場が整備されており昔の面影は殆ど感じられない。
駅前広場からは道幅が拡げられた駅通りが国道へと延びておりますが何となく閑散としています。
当方は駅前が整備される前の姿は見たことが無いのですが、駅通りの整備前には昔ながらの商店街が存在していたと思われます。
通り沿いには今でも古い商店が点在するように残っていますが、とりわけこのお宅からは意地でも退かない強い意思を感じます。
駅通りを東へ進めば昔の「幸手宿」に辿り着くのですが、まず今回は駅周辺から散策してみる事にしましょう。
閑散とした駅前は取り立てて面白い物はありませんが、駅前広場の北側に古い区画へと続く路地道があります。
路地から街路へと歩を進める
駅前通りの裏通りにあたる街路 駅前を除けば幸手の市街地は昔のままの区画が維持されていると考えてよいです。
天神町商店街の路地 この商店街は後にたっぷりとご案内します。
表通りからは見えない場所に年季の入った家屋などの姿を確認する事が出来ます。
駅の北側にある広大な空地 昔は古い家屋が密集していたのか、あるいは大きな工場でも存在していたのでしょうか。
少々寂しげな光景ですが、空地の中には昔の路地道の跡が残っています。
久喜新道
幸手駅北側 断言は出来ませんが、この付近も天神町商店街かと思われます。
こちらは駅前通りの南側です
新しい住宅も多いですが、トタン外装の比較的古い建物が点在しています。
幸手駅東口・駅前通り
古い商店跡
駅通りを東へ進むと日光街道と交差します。 次回から幸手宿を歩いた様子をご案内します。
日光街道・幸手宿(2)へ続く