21:28 2016年02月14日
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神秘体験に対する科学的説明が見つかる

神秘体験に対する科学的説明が見つかる

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神経学者のジョーダン・グラフマン氏率いる研究チームは神秘体験を経験する際、脳のどの箇所が反応しているかを突き止めた。

「高次元の現実」との遭遇は、脳が種々の感覚経路を遮断したときに可能となる。ニューロサイコロギア誌で発表された。

ベトナム戦争に参加し、神秘体験(戦地で神の声を聞いた、米国にいるはずの家族の姿を見た、等)を経験し、脳に損傷を負った米国の退役軍人116人を、比較的健康な退役軍人32人と比較した。全員がコンピューター・サーモグラフィーを受けた。

神秘体験は脳の側頭部および額部損傷を伴っていることが多いということが分かった。

神秘体験は脳のいずれの部分にも「局所化」するという。しかしながら前頭前皮質背外側部は一定の枠を超える全てをブロックし、ブレーキをかける。

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